
サイバーセキュリティをクイズ形式で学ぼう 総務省、東京はじめ全国7会場でCTFイベント開催
総務省では、学生や若手社会人のサイバーセキュリティへの関心を高めることを目的として、令和7年11月8日(土)に全国7会場で全国型CTF(Capture The Flag)コンテストを開催する。
社会経済活動の基盤としてサイバー空間の役割が拡大する中、サイバー攻撃による被害はますます深刻化しており、こうした脅威に対応する人材の育成・確保は重要な課題となっている。
CTFとは、専門知識や技術を駆使して隠された答え(Flag)を見つけ出す、サイバーセキュリティ分野におけるクイズ形式の競技。同省では、学生や若手社会人がサイバーセキュリティへの関心を深めることを目的に、「全国型CTFコンテスト」を開催。同コンテストでは、CTF経験者に限らず初心者でも安心して参加できるよう、ワークショップ形式でサイバーセキュリティの基本的な概念や技術の習得を体験できる。
日時は令和7年11月8日(土)13時から17時まで(受付開始:12時30分)。東京会場(AP東京八重洲 A―Bルーム)を本会場に、▽仙台会場(TKPガーデンシティPREMIUM仙台西口 ホール7A)▽新潟会場(ホテルオークラ新潟 クラウンの間)▽金沢会場(TKPガーデンシティPREMIUM金沢駅西口 ホール3B)▽大阪会場(AP大阪茶屋町 D+E+Fルーム)▽松江会場(サンラポーむらくも 瑞雲Iの間)▽博多会場(TKP博多口カンファレンスセンター ホール2B)の全国7会場で開催を予定している。
当日の主なプログラム概要は次の通り。
【第1部】「サイバーセキュリティに関する講演」:昨今話題になっているインシデント事例等を紹介し、サイバー攻撃のトレンドを解説する。
【第2部】「CTFワークショップ」:参加者がサイバーセキュリティに関する謎解き問題に取り組み、獲得した合計点数を競う。優秀者(全体・各会場)は表彰。
講師は第1部、第2部共に国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)ナショナルサイバートレーニングセンター長の園田道夫氏が務める。また一部会場では団体等による講演がある。詳細は各会場のプログラムで確認できる。
参加費無料。対象はサイバーセキュリティに関心がある中学生・高校生・高専生・短大生・専門学校生・大学生・大学院生・若手社会人(3年目まで)等。定員は、本会場50名、地方会場30名、オンライン会場500名(先着順)。
参加希望者は次のQRコードから専用申し込みフォームで申し込む。申込期限は令和7年10月31日(金)まで。
この記事を書いた記者
- 主に行政と情報、通信関連の記事を担当しています。B級ホラーマニア。甘い物と辛い物が好き。あと酸っぱい物と塩辛い物も好きです。たまに苦い物も好みます。
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