「4K・VR 徳島映画祭 2020」 2020年10月30日~11月1日にオンライン開催 「どこでも映画祭 ―Tokushima everywhere―」

 プラットイーズ(東京都渋谷区、瀧一郎社長)とグループ会社のえんがわ(徳島県名西郡、隅田徹社長)は、とくしま4Kフォーラム実行委員会の一員として「4K・VR 徳島映画祭 2020」を2020年10月30日~11月1日にオンライン開催することを決定したと発表した。 同イベントは、2013 年にフォーラム、2015 年に映画上映を開始して以降、日本で唯一の4K・VR 映像に特化した映画祭として開催してきた。今年は「どこでも映画祭 ―Tokushima everywhere―」をテーマとして、現地開催は行わす、オンライン上の3D空間によるバーチャル開催とすることにした。4K/VR作品の上映、セミナーやワークショップなど全てのコンテンツを自宅やオフィスにいながら参加することができる。YouTube、zoom、ミルダム、クラスターで配信を行う。なお、クラスターではVRゴーグルでの参加となり、上映、セミナー、eスポーツ、VR体験に参加できる。 さらに、セミナーや授賞式にもオンラインで参加が可能だ。上映シアターとして、4K・8Kの高精細シアターとヘッドマウントディスプレイで体感できるVRシアターを用意。また、youtubeによるオンラインでの作品上映やクラスターを使用して仮想空間での上映も体験できる。候補作品は「Sol Levante」(4K)、「AKIRA」(4K)、「映像研には手を出すな(実写)」(4K)、「或いは。」、「えんとつ町のプペルVR」、「映像研には手を出すな(アニメ)」(4K)など。 一方、セミナーはzoomによるオンラインで開催する他、クラスターを使用して仮想空間でのセミナーも体験できる。セミナー講師候補は、せきぐちあいみ氏(VR空間に絵を描くVRアーティスト)、四反田凜太氏(高校生映画監督)、大童澄瞳氏(「映像研には手を出すな」漫画家)、明石ガクト氏(ONE MEDIA 代表)、西野亮廣氏(えんとつまちのプペル発起人)、中村伊知哉氏(iU 情報経営イノベーション専門職大学学長)。 eスポーツについては、会場をさらに大きくとっており、大会と体験を同時に行うことが可能になった。これにより、実際にプレイする楽しさ、見る楽しさ両方を楽しむことができる。また、昨年も協力してもらった阿南工業専門学校のeスポーツ研究会の学生に加え、今年は県内の大学にも協力してもらい、さらに盛り上がるeスポーツ体験ブースとする。加えて、徳島県内のeスポーツ大会とコラボし、決勝戦を映画祭で開催する。映画祭を知らない人もeスポーツを通して映画祭を知ってもらう機会とする。 なお、決勝の模様は予選を行った場所で生中継を行う。 授賞式・レセプションは一般公開する。授賞式会場(徳島、東京スタジオ)の模様をオンラインで公開し、オンライン参加者を巻き込んだ授賞式の演出を行う。受賞者全員をモニターに投影するなど、ITを用いた遊び心のある受賞発表を行う予定。さらに、背景を作品のサムネイルに徳島ならではの同じ飲みもので乾杯するなど、オンライン参加ならではの楽しみ方を提案する。 作品の公募は5月 13 日(水)より開始し、募集要項は公式サイト(https://4kforum.jp/)にて公開している。なお、昨年より新設した「あわ文化振興部門」(徳島に関わるテーマや題材を取り上げた作品)と、「高校生部門」(高校生制作の作品)も引き続き公募する。特に高校生部門については、未来の映像文化の担い手養成に少しでも貢献していくとしている。 「4K・VR 徳島映画祭 2020」開催概要は以下の通り。 ▽日程:2020年10月30日(金)、31日(土)、11月1日(日) ▽開催場所:公式サイト他 ▽主催:とくしま 4K フォーラム実行委員会 ▽共催:徳島県、神山町 ▽後援・協賛(予定):総務省、(一社)日本ケーブルテレビ連盟、(一社)衛星放送協会、(一社)放送サービス高度化推進協会(A―PAB)、NHK徳島放送局、日本デジタル配信 ▽公式サイト:https://4kforum.jp/ (昨年の同イベント情報も見ることができる)