日本ケーブルラボ、3月にコストを含めIP化のシナリオを発表
日本ケーブルラボ 専務理事の宇佐美正士氏は、「ケーブルテクノフェア in Kansai 2025」のセミナーにおいて、「ケーブルテレビ技術の最新動向とその先の展望~JLabsが目指すもの@2025~」と題し講演した。
ケーブルテレビは、特に強みである地域密着、地域社会の貢献を軸に考え、お客様1人1人のテレビを中心にした生活によるサービスを提供する。
テレビ放送のサービスを中心にどんどん広がってきた。このサービスだけを見ていると、特に技術の点では見失うところがあるので、端末に少し注目した議論も必要になってくる。
オールIP化を含む今後について、7つのシナリオがあるという。まずRF放送を継続する場合。再放送の場合はテレビをパススルー信号として流して、自主放送はCAMを通してRFで流してRF―STBで見る。コミチャンはどちら側もあり得る。この従来のRFをずっと継続しても、何が困るわけでは全くないが、それ以外に色々な方式があり得る。
2番目はスカパー連携で、パススルー信号をそのまま、まるごと伝送して宅内に送り、テレビで全て見る。ある意味、インフラを自分では持たないことになる。
3番目は、オールIP放送で、マルチキャストによりRFを全部IPに置き換えるもの。
4番目は、テレビのチューナーを有効活用し、再放送はパススルーで提供する。自主放送はIP―STBを導入する。
最近ラボの中で検討しているのは、テレビの再放送はパススルーにして、自主放送はIPアプリ受信でテレビで見るもの。ユニキャストの配信だけれども、放送受信の概念に近いのではないかとしている。これが5番目となる。
6番目と7番目は完全に配信事業者とインフラを活用するもので、再放送をパススルーにするか、IP―STBにするかで別れる。
また、IP化方式の中でも、4つに分けてちょっと考えられるという。
(全文は3月12日号3面に掲載)
この記事を書いた記者
- 放送技術を中心に、ICTなども担当。以前は半導体系記者。なんちゃってキャンプが趣味で、競馬はたしなみ程度。
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