
放送文化基金②~「ホットスポット」バカリズム・角田晃広
選考理由は、「ここまで大笑いしながら観られるドラマも少ないだろう。SF的なありえない設定と巧みな展開、そこから醸し出される絶妙な空気感の可笑しさ。バカリズムの傑作脚本と優れたキャスト・スタッフが一つとなった成果である」。
同番組で脚本賞を受賞したバカリズムさんのコメント「「(角田さんについて)めちゃくちゃ面白かったですね。ずっと昔から知っているので角田さんからすれば通常営業なんですけど。それがうまくハマって素晴らしくなったと思います」。
同番組で演技賞を受賞した角田晃広さんのコメント。「脚本は面白いとわかっていました。アテガキで、何ができて何ができないを分かってくれてるからやりやすかったです。その通りにやったら賞をいただけました。こんなラッキーなことはないです」。
受賞の言葉
「『神は細部に宿る』という言葉がありますが、『ホットスポット』は、その事をとても強く感じた作品です。それは、升野さんの脚本はもちろん、市川さんはじめキャストの皆さんが生み出す微妙なニュアンスだったり、スタッフの皆さんが作り出す細かい絵のこだわりだったり、『そこまでやるの?』『まだやるの?』という声が聞こえてきそうなほど(実際聞こえてたかもしれませんが)全員が粘り強く、こだわって作りました。その細部の積み重ねが作品となり、視聴者の皆さんに届き、さらにこのような栄えある賞を頂けて、こんなに嬉しい事はありません。スタッフ、キャスト一同感謝申し上げます。ありがとうございました。」(日本テレビ放送網 水野格)
TOP画像は水野格さん㊧とバカリズムさん
この記事を書いた記者
- 放送技術を中心に、ICTなども担当。以前は半導体系記者。なんちゃってキャンプが趣味で、競馬はたしなみ程度。
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