
『ダンダダン』制作者によるプロデューサー論~アニメ制作編集テクニック×ヒット論トークセッション開催
IMAGICA GROUPのグループ会社で、放送/映像関連機器の開発・製造・販売・輸出入を手掛けるフォトロン(東京都千代田区、瀧水 隆社長)は、アビッド テクノロジー(Avid)と共にアニメ業界関係者のためのイベント「ANIME TALKING JAM」を2025年10月30日(木)に東京国際フォーラムで開催、Webにて申込受付を開始した。
「ANIME TALKING JAM」イベントロゴ
フォトロンは、アニメがフィルムからデジタルに移行した時期より、Avidをはじめとした取扱製品を通じて、アニメ業界と長く関わりを続けてきた。このたび、日本のカルチャーとして広く認識され、さらなる成長・発展を続けるアニメ業界に対して、Avidと共にどのような貢献ができるか、そして本当に役に立つ取り組みとは何かを真摯に考え、それを形にする場として、当イベント「ANIME TALKING JAM」を企画した。
同イベントでは、アニメ制作編集テクニック×ヒット論と題してトークセッションを実施。第1部は『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』リードエディターのネイサン・シャウフ 氏(Sony Pictures inc.,)に登壇してもらい、制作ワークフローや、Avid Media Composerでの実際の編集画面やタイムラインについて同時通訳を介して紹介する。第2部はTVアニメ『ダンダダン』のプロデューサーを務める亀井博司氏(株式会社毎日放送)を招き、ヒットの確率を上げるためのプロデューサー論を展開してもらう。
また、トークセッション終了後、東京国際フォーラム内にて交流会も実施します。
トークセッション 登壇者プロフィールは以下の通り。
▽第1部 『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』トークセッション
Sony Pictures Animation Inc. ネイサン・シャウフ 氏
2020年にソニー・ピクチャーズ・アニメーション入社。以来、『モンスター・ホテル 変身ビームで大パニック!』、『チョッキン!』など、数多くのアニメーション作品に貢献。『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』ではリードエディターを担当し、映像の建築家として、統一感がありながらダイナミックに演出し世界的大ヒット作品まで作品を昇華させた。
▽第2部 TVアニメ『ダンダダン』トークセッション
TVアニメのヒット確率を上げるプロデューサー論とは
毎日放送 プロデューサー 亀井博司氏
1987年大阪生まれ。京都大学文学部卒業後、2010年毎日放送に入社。テレビ営業、報道記者を経て現在はコンテンツ戦略部でアニメプロデューサー。
大学時代にバックパッカーをしながらヨーロッパの美術館を巡っていた際に現代アートの魅力にハマる。2023年『基礎から学べる現代アート』を出版。
主な担当作品:「炎炎ノ消防隊」「AIの遺電子」「でーじミーツガール」「ぽんのみち」「ダンジョンの中のひと」「ダンダダン」など
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ANIME TALKING JAM 開催概要
•名称 ANIME TALKING JAM
•日時 2025年10月30日(木) 14:00-16:45 ※交流会17:00-18:30
•会場 東京国際フォーラム ホールD7
アクセス:https://www.t-i-forum.co.jp/visitors/facilities/d7/
•主催 株式会社フォトロン、アビッド テクノロジー株式会社、
株式会社メディア・ソリューションズ
この記事を書いた記者
- 放送技術を中心に、ICTなども担当。以前は半導体系記者。なんちゃってキャンプが趣味で、競馬はたしなみ程度。