IMAGICAエンタテインメントメディアサービス、Netflix映画『This is I』のメインVFXベンダーとして、大阪・戎橋の変遷から主人公アイの心象世界までをVFXとして再現

 IMAGICA GROUP(本社:東京都港区、代表取締役社長 グループCEO:長瀬 俊二郎)のグループ会社で、映像制作とコンテンツ流通をセキュアかつシームレスにつなぐ映像技術サービスを展開する株式会社IMAGICAエンタテインメントメディアサービス(本社:東京都港区、代表取締役社長:中村昌志)は、Netflixにて世界独占配信中のNetflix映画『This is I』において、メインVFXベンダーとしてVFX制作を担当したと発表した。


 本作は、幼い頃から“自分らしさとは何なのか”に悩み、世間の冷たい視線に苦しみながらも「アイドルになりたい!」という夢を手放さなかった主人公アイの葛藤と再生の軌跡、そして人生の転機となる医師との出会いを描いた感動作です。IMAGICAエンタテインメントメディアサービスは、この物語のメイン舞台となる大阪・戎橋の時代の変遷をVFXによって再現し、作品の世界観作りをリードした。

本作におけるVFX制作の主な特長

1. 資料考証に基づく「戎橋」の年代別フルCG構築

劇中で時代の移り変わりが描かれる物語を視覚的に支えるため、IMAGICAエンタテインメントメディアサービスはグリーンバックで撮影されたシーンに対し、大阪・戎橋の街並みをフルCGで制作した。1988年と1994年という劇中の重要な転換点となる2つの年代について、詳細な歴史資料に基づきビジュアルアセットを作成。看板の変遷や当時のライティング、空気感に至るまでを精緻に再現することで、物語に寄り添ったリアリティのある世界観を構築した。

2. 実写エキストラとデジタルダブルを融合させたダンスシーン

主人公アイが初めてワンピースを身にまとい、商店街から戎橋へと繰り出すミュージカル調のダンスシーンでは、実写とVFXの高度な融合を図った。商店街のシーンでは膨大な数のエキストラによる迫力ある群舞を活かし、続く戎橋のシーンにおいては、モーションキャプチャーを活用して生成したデジタルダブルを背景と統合。商店街の圧倒的な活気から戎橋でのダイナミックな群像表現までをシームレスに繋げ、アイの感情の昂ぶりを視覚的に表現した。

【Behind the Scene】商店街や戎橋でのダンスシーン(Netflix公式Instagramより)
https://www.instagram.com/reel/DUrgno0jBAy/

3. 緻密なカメラワークとVFXの融合による、シームレスな「早着替え」の演出

「冗談酒場」のバックヤードから衣裳部屋を通り抜け、舞台へと飛び出すアイを追った一連のシークエンスでは、撮影現場での緻密なカメラワークに高度なコンポジットワークを融合させることで、スピード感のある「早着替え」と空間移動を演出。一連の流れを途切れさせることなく、没入感のある映像を具現化している。

【Behind the Scene】スピード感のある「早着替え」の舞台裏(Netflix公式Instagramより)
https://www.instagram.com/reel/DUxHp4qFEiN/

4. 意識の変容を描く心象世界のビジュアル制作

物語のクライマックスである手術シーンから、アイの深い心象世界へと入り込んでいく描写においても、IMAGICAエンタテインメントメディアサービスのVFX技術が活用されています。実写素材に繊細なビジュアルエフェクトを重ねることで、アイの意識の深淵に触れるような、情緒的かつ幻想的な映像表現を実現した。


IMAGICAエンタテインメントメディアサービスは、今後も世界で通用するコンテンツ作りをサポートするべく、高度なVFX技術とプロデュース能力を提供し、映像作品の価値向上に貢献しいく。

Netflix映画『This is I』
 2008年、エアあややの口パクモノマネで一世を風靡した、はるな愛。幼い頃から“本当の自分とは何なのか”に悩み、世間の冷たい視線に苦しみながらも「アイドルになりたい!」という夢を手放さなかった。そんなアイの運命を変えたのは、心に傷を抱える一人の医師、和田との出会いだった。 世間の反発や逆風の中で孤独を抱えていた二人が築き上げたのは、かけがえのない信頼と絆。二人の生き方を記した本、はるな愛著「素晴らしき、この人生」(講談社)、和田耕治・深町公美子著「ペニスカッター:性同一性障害を救った医師の物語」(方丈社)を参考に、当時タブーとされていた性別適合手術の扉を開いた二人の心震わす実話がNetflix映画として鮮やかに蘇る。
Netflixにて世界独占配信中