NHK 2026年度人事異動 拠点・地域局長に新たに女性を9名配置
NHKは、2026年度人事異動(部局長・地域局長等)を発表した。
2026年7月1日付で発令するが、一部7月1日以外の発令がある。
人事異動のポイントは以下の通り。
◇放送・ネットの総合的サービスの推進
インターネット配信が必須業務となったことをふまえ、メディア総局内の部局を一部再編する。「コンテンツ戦略局」を「プラットフォーム戦略局」に改組し、メディア総局の司令塔・官房機能として、コンテンツ起点で〝プラットフォーム戦略〟を最適化し、コンテンツ価値の最大化を図る。
「展開センター」と「知財センター」を統合して「IP展開局」を新設し、コンテンツの企画段階から展開可能性や権利条件を戦略的に織り込み、制作したコンテンツを継続的に社会に還元できる資産へ転換していく。
「オンデマンド業務室」を「オンデマンド局」として体制を強化し、プラットフォーム戦略のもと、有料配信業務を的確に運営する中核組織としての役割を担う。
「メディアイノベーションセンター」と「デジタルセンター」を統合して「デジタルプロダクト局」とし、開発と運用の連携強化を進め、NHKのネットサービス向上を担う。
これらの部局に適材適所の配置を行い、放送・ネットの総合的サービスを推進する。
〇「コンテンツ戦略局」 → 「プラットフォーム戦略局」
〇「展開センター」、「知財センター」 → 「IP展開局」
〇「オンデマンド業務室」 → 「オンデマンド局」
〇「メディアイノベーションセンター」、「デジタルセンター」 → 「デジタルプロダクト局」
◇取材・制作力の強化
コンテンツ戦略の実現、「24時間・365日」放送・サービス体制の確保のため、取材・制作部門への重点配置を進める。情報棟の移転・安定運用を確実に行い、取材・制作の効率化・高度化を実現するため、デジタル知見・データ分析に長けた人材、システムに精通した人材を報道局に配置する。
◇営業活動のための体制整備
受信料収入を着実に確保することを目的に、協会のサービス全体の価値を視聴者に届け、受信料の公平負担を進めることを営業の使命と位置づけ、「視聴者局」を「営業局」に改称する。同時に、「視聴者局」の組織再編で生み出した要員を地域にシフトして、営業現場体制の強化につなげる。
〇「視聴者局」 → 「営業局」
◇若手の登用
活力ある組織の実現に向けて、昨年を上回る26名の30代職員を基幹職として登用するなど、活躍する若手を抜擢する。
◇女性の活躍推進 ※4月発表分も含む
本部局長に新たに女性を2名(広報局、ラジオセンター)配置したほか、拠点・地域局長にも新たに女性を9名(首都圏局、大阪局、広島局、甲府局、水戸局、盛岡局、徳島局、高知局、高松局)配置します。女性の局長は、本部で6名、拠点・地域で12名となる。
なお、異動後の女性管理職NHKは、2026年度人事異動(部局長・地域局長等)を発表した。
比率は14.8%です。
・新規配置
本部局長:2人
拠点・地域局長:9人
・女性局長
本部:6人
地域:12人
・女性管理職比率:14.8%
◆
NHK人事異動
【本部局長(新所属 氏名 現所属)
▽インターネット必須業務化事務局長 三橋菊男 インターネット必須業務化事務局長兼デジタルセンター長
▽プラットフォーム戦略局長 小山好晴 コンテンツ戦略局長
▽プラットフォーム戦略局専任局長兼デジタルプロダクト局長 川島鉄司 コンテンツ制作局専任局長
▽IP展開局長 加藤拓 展開センター 部長
▽IP展開局専任局長 田中良憲 展開センター長
▽オンデマンド局長 村松佐和子 オンデマンド業務室長
▽営業局長 高橋敦 視聴者局長
▽退職 二谷裕真 知財センター長(6月30日付)
【地域放送局長等(新所属 氏名 現所属 現局長 移動先)】
▽長野放送局 布施谷博人 報道局スポーツ業務管理部長 (6月24日)
▽新潟放送局 飯島道彦 首都圏局コンテンツセンター長(6月24日) 大竹岳史 報道局付(6月24日)
▽甲府放送局 伊東敏恵 コンテンツ戦略局企画管理センター専任部長 藤原和昭 報道局ニュース制作センター記者主幹兼首都圏局記者主幹
▽水戸放送局 大曽根 聡子 グループ経営戦略局付 (NHK交響楽団出向)
▽大阪放送局局長代行 森田正人(現局長) グループ経営戦略局付(NHKメディアホールディングス出向)
▽和歌山放送局 木下豊 津放送局コンテンツセンター長 矢倉亜希子 報道局映像センターエグゼクティブ・ディレクター
▽富山放送局 菓子浩 コンテンツ制作局第3制作センター部長 白川友之 メディア総局付(6月24日)
▽津放送局 前田貢作 メディア技術局コンテンツテクノロジーセンター部長(6月24日)
▽岐阜放送局 山田 丈司 報道局専任部長(9月1日) 小野寺茂樹 大阪放送局視聴者リレーションセンター営業推進部営業主幹(9月1日)
▽鳥取放送局 福永伸親 経営企画局デジタル業務改革室専任部長(6月24日) 新見琢司 技術局付 (6月24日)
▽鹿児島放送局 中村直文 報道局おはよう日本部長 藤森 一 営業局専任局長
▽佐賀放送局 富永禎彦 アナウンス室専任部長(6月24日) 岩本俊彦 メディア総局付(6月24日)
▽秋田放送局 森谷誠市郎 デジタルセンター専任部長(6月24日) 阿部順一 技術局付(6月24日)
▽盛岡放送局 阿部千恵子 報道局科学・文化部長 齋藤敦 秋田放送局コンテンツセンターエグゼクティブ・ディレクター
▽福島放送局 沖田昭 福島放送局副局長 塩塚圭輔 報道局ニュース制作センター記者主幹
▽青森放送局 宮路信広 首都圏局コンテンツセンター技術部長 岩崎 努 報道局おはよう日本部長
▽旭川放送局 篠田憲男 新潟放送局コンテンツセンター長 玉村徹 報道局編集主幹
▽釧路放送局 邉牟木 敬史 国際放送局多言語メディア部副部長 桑嶌洋平 札幌放送局 経営管理センター主幹
▽高知放送局 田中靖子 高知放送局副局長 海老原 史 報道局付
▽徳島放送局 宮川麻里奈 メディア総局付(NHKエンタープライズ出向) 小寺康雄 大阪放送局コンテンツセンターコンテンツ戦略部長
▽高松放送局 和田尚子 総務局ファシリティマネジメントセンター長 岡本幸江 グループ経営戦略局主幹。
この記事を書いた記者
- 放送技術を中心に、ICTなども担当。以前は半導体系記者。なんちゃってキャンプが趣味で、競馬はたしなみ程度。
最新の投稿
放送機器2026.09.15池上通信機 ARRC第3戦日本ラウンドでカメラが活躍
放送機器2026.09.15映像情報メディア学会、2026年次大会開催
放送機器2026.09.11ATENジャパン、「ATENナレッジ」を開設
放送機器2026.09.11Mediaproxy、フジテレビがマルチビューイングソリューション導入