VGT2024、4132名が来場
Vook(東京都渋谷区、代表取締役:岡本俊太郎代表取締役)は、2024年7月9日(火)10日(水)の2日間、虎ノ門ヒルズ ステーションタワーのTOKYO NODEにおいて『VIDEOGRAPHERS TOKYO 2024(ビデオグラファーズトーキョー 2024)』を開催した。VIDEOGRAPHERS TOKYO 2024は、日本最大級の映像クリエイター向けカンファレンスイベントで、総勢103名が登壇した内容満載の59セッションが行われた他、様々な展示ブースなどがあり、2日間でのべ4132名の来場者と過去最大規模となった。実際会場には人があふれており、セッションもほとんどが立見満員となっており、セッション会場に入れない人も少なくなかった。
サンディスクブースでは、撮影に最適なメモリーカードや外付けドライブ等を展示。今回の目玉はSanDisk初のデスクトップ型SSD「SanDisk Desk Drive」。最大8TBの大容量を有し、最大読み出し速度1000MB/秒とHDDの最大4倍高速にアクセスできる。丸みをおびた作業環境に自然に溶け込むコンパクトなデザインを採用、デスク上で邪魔にならず、ちょっとしたデッドスペースにも置くことができる。exFATフォーマットなので、USB Type―Cケーブルを使用してWindowsまたはMacですばやく簡単に使用できる。また、Apple Time Machineと連携でき、使用しているMacですぐに利用できる。さらに、ダウンロード可能なAcronis True Image for Western Digitalバックアップソフトウェアを使用して、最も重要なファイルやフォルダを自動バックアップするようシステムを設定すれば、簡単にコンテンツのセカンドコピーを保存できる。
ASUS JAPANは ASUS ProArtシリーズを中心に展示した。VIDEOGRAPHERS TOKYOへの出展は今回で2回目となるが、前回に比べProArtシリーズは製品ラインが大きく広がっている。また、クリエイター向けブランドとしての認知度も向上してきたことから、改めて様々な製品ラインアップを展示することにより、クリエイターの人達に実際に手に取って、触ってもらいたいとしていた。
マウスコンピューターは、クリエイター向けブランドDAIVのノートPC「Z6」と、ブラックマジックデザインの「DaVinci Resolve」を接続してのデモ展示を行った。Z6は4K動画やCADなどに適したNVIDIA Studio 認定製品で、GeForce RTX 4060 Laptop GPUを搭載した16型クリエイター向けノートPC。アスペクト比16:10の高解像度WQXGA液晶を搭載し、sRGB比100%の広色域パネルを採用している。また、Blenderユーザー向けおすすめモデルの紹介や、液晶ディスプレーブランドiiyamaの製品を展示した。
(全文は7月22日号3面に掲載)
この記事を書いた記者
- 放送技術を中心に、ICTなども担当。以前は半導体系記者。なんちゃってキャンプが趣味で、競馬はたしなみ程度。
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