
アストロデザイン 内覧会 ハイフレームレートのデモを実施~スタジアムソリューションも
アストロデザイン(東京都大田区、難波豊明社長)は 「PRIVATE SHOW 2025」を6月18日~20日(18日は招待者限定)に開催した。
8K 240fps 高解像度・ハイフレームレートによる動画ボケレス映像のデモを行った。8K×4K 240fps ライブ対応カメラは、1台で8K×4K 240fps HFR記録と 8K×4K 4倍スーパースロー再生に対応する。HD@240fpsでのCCUからのライブ出力が可能。試作機を使った8K×4K@240fpsの各種実験の収録等、請け負う事が可能。参考出品で発売時期は未定。同カメラを使用してデモを実施。動画では、1秒間に再生されるフレーム数が多い方がカクツキ無く滑らかに見える。また、アストロデザインでは、究極の没入感動画に向けて、8K 240fpsの撮影環境・再生環境の研究開発を続けているという。
スタジアム・アリーナソリューションでは、放送機器品質のシステムリューションを紹介。ハードウェアビデオプロセッサー「MC―2087」を中心に。メディアサーバー「AS―8940」、カラープロセッシングユニット「CP―4033」、LEDユニットで構成される。また、CGに関してはRoss Videoの「Xpression」を使用している(DIGICAS協力)。
狙いとしては、元々同社のスタジアム・ソリューションはプロ野球12球団のホームグラウンドのほとんどの野球場に使用されている。今後ローカル球場や小規模な球場へも展開していく。また、サッカースタジアムや野球場に設置される細長いLEDビジョン(リボンビジョン)が広がりつつあり、LEDに様々な映像が流れたりする。そのような用途にもハードウェアビデオプロセッサーは有効という。「映像を加工も可能であり、地方も含めてリーズナブルなシステムを提案していく」(説明員)という。(全文は6月25日号3面に掲載)
240fpsと60fpsの比較
「MC―2087」や8K非圧縮ビデオサーバーなど
この記事を書いた記者
- 放送技術を中心に、ICTなども担当。以前は半導体系記者。なんちゃってキャンプが趣味で、競馬はたしなみ程度。
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