朋栄、LOGIC JAM放送機材展2025に出展

 朋栄(東京都渋谷区、代表清原克明社長)は、2025年8月26日(火)にグランドメルキュール大通公園(旧 ロイトン札幌、札幌市中央区北1条西11丁目1番地1)の3階 ボールルームA・Bにて開催される「LOGIC JAM放送機材展2025」(主催:株式会社ロジックジャム)に出展する。主な出展製品は以下の通り。
 ▽機能統合型ライブ制作ソリューション「FOR―A IMPULSE」
 幅広い朋栄製品の機能をソフトウェア化して共有プラットフォームに集約し、柔軟なシステム構築と運用を実現するソフトウェアベース機能統合型ライブ制作ソリューション。ソフトウェア化した機能はNodeと定義され、これらのNodeを繋ぎ合わせることで、処理パイプラインを構築し、柔軟かつ自由度の高いシステムと運用を実現。
 導入時は必要最低限のNodeで構築し、拡張が必要になった際には期間限定でNodeを追加、不要になれば縮小するなど、スケーラビリティの高い運用が可能。その時々の運用や必要性に応じて機器/機能/人的リソースを効率的に活用できるため、手間と時間を削減し、高いコストパフォーマンスを実現する。
 また、バックアップやメンテナンスに必要な機材を一本化することで、技術者の負担軽減にも貢献。直感的に操作できるFOR―A IMPULSEシステムは、高度な専門知識がなくても運用可能。ライセンス管理やサービスサポートなど、安定した運用を支えるサポート体制も充実している。
 ▽ルーティングスイッチャー/オールインワンライブシステム「MFR―3100EX」
 3G/HD/SD―SDI、DVB―ASI、MADI、AES/EBU、アナログオーディオに対応したマルチフォーマットルーティングスイッチャー。4RUサイズの筐体で最大で64入力72出力のマトリクス構成が可能。また、各種オプションを搭載することでNDI入出力に対応した1M/E ビデオスイッチャー、マルチビューワー、録画/再生、配信等さまざまな機能を追加でき、Dante オーディオにも対応する。1台で多様な役割を担うことで システム運用のシンプル化に貢献し、機材や、配線/セットアップなどの手間と時間を大幅に削減可能。



 ▽SaaS型メディアマネージメントサービス「VGI Mass」(ビジュアル・グラフィックス株式会社)
 プロダクション・ポストプロダクションや放送局をはじめ、さまざまな用途で映像制作や活用を行う企業やコンテンツホルダーなど、幅広いユーザーに向けて映像制作に最適化したアセットマネージメントとコラボレーション機能、ファイル共有サービスをSaaSプラットフォームで実現する。
 ▽クラウドストレージサービス Wasabi(ビジュアル・グラフィックス株式会社)
 圧倒的な低価格とハイパフォーマンスを両立したクラウドオブジェクトストレージ。Amazon S3 との互換性、高信頼性と高セキュリティを確保。データバックアップ&リカバリーやアーカイブといった活用方法はもちろん、書き込み・読み込みの高速性を活かし、動画編集のクラウド対応プライマリーストレージとして利用可能。使い慣れた映像制作アプリケーションとのクラウドシステムインテグレーションが可能。
 ▽メディア向けファイル転送サービス MASV (ビジュアル・グラフィックス株式会社)
 迅速かつ安全に大容量データのファイル転送を実現するクラウドサービス。テラバイトサイズの映像制作データなどを簡単操作で高速アップロード/ダウンロードでき、予期せぬ障害や転送停止時には自動で回復・リトライすることで確実なファイルデリバリーを実現する。TPN、ISO27001といった高セキュリティ要件も満たし、クリエイティブなワークフローの効率化に貢献する。

この記事を書いた記者

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成澤誠
放送技術を中心に、ICTなども担当。以前は半導体系記者。なんちゃってキャンプが趣味で、競馬はたしなみ程度。