池上通信機、共立映像に小型スイッチャーを納入
池上通信機は、放送番組やコンサート等の各種イベントにおける映像制作を手掛ける共立映像に、4K/2Kマルチフォーマット小型スイッチャー「MuPS―5000」を納入したと発表した。
共立映像では、近年増加するコンサートや各種イベントにおける中継業務への対応強化を目的として、制作体制の拡充を進めている。特に、複数の案件が同時期に重なるケースが増加していることから、これに対応する目的で、新たに可搬中継システム(各機材を可搬ラック等に搭載し、現地に持ち込んで中継を行うシステム)を増設された。
今回採用された小型スイッチャー「MuPS―5000」は、3Uサイズの本体を核に、24ボタンおよび14ボタンの2種類の操作卓で構成されている。共立映像では、2023年にも「MuPS―5000」の本体と30ボタンおよび24ボタンの操作卓で構成された可搬中継システムを導入しており、今回の設備導入により、規模を問わずさまざまな中継に対応できる体制が整った。
「MuPS―5000」は大型/中型/小型のラインアップを有しているが、今回採用された小型モデルは、3Uの本体でありながら、4K/2Kともに40入力20出力を備え、M/E数は4Kで2M/E、2Kではダブルプログラムにより最大4M/Eに対応する。さらに、4Kで4キーヤー(2M/E間で共有)、2Kで16キーヤー(1M/Eあたり8キーヤー)に対応するほか、豊富なマルチビューワー機能を内蔵するなど、小型ながら多彩な機能・性能を備えている。
共立映像では、スイッチャー本体に加え、映像切り替えボックスやDSK操作ボックス、これらを制御・管理するネットワーク機器、タリー分配・表示機器、各種変換機器等の周辺機器をあわせて導入されている。また、長年の中継システム運用で培われた技術を活かし、独自の運用ノウハウに基づいて、システム設計から可搬型ラックへの組み込み、セッティングまでを自社で行うことで、現場にとって最も使いやすいシステムを実現されている。
【主な納入機器】
▽スイッチャー:4K/2Kマルチフォーマット小型スイッチャー MuPS―5000 1式
*・マルチビューワー内蔵
▽スイッチャー操作パネル :2M/E 24ボタン、2M/E 14ボタン 各1式
▽周辺機器 :OnePackII Series 1式
▽9型モニター:HLM―960WR 2式

2M/E 24ボタン操作パネル
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2M/E 14ボタン操作パネル
この記事を書いた記者
- 放送技術を中心に、ICTなども担当。以前は半導体系記者。なんちゃってキャンプが趣味で、競馬はたしなみ程度。



