
スカパーJSAT、「身近な危機に関する調査2025」(2)
◇“身近な危機”の不安レベル 平均は「物価高騰」が3.79、「食糧危機」が3.50、「地震・津波」が3.48
また、不安を感じている“身近な危機”について、“身近な危機”に対する不安レベルを聞いた。不安レベルの平均をみると、「物価高騰」が3.79で最も高くなり、「食糧危機(米不足など)」が3.50、「地震・津波」が3.48となった。「物価高騰」、「食糧危機(米不足など)」、「地震・津波」は不安を感じている人の割合と、不安レベルの両方が高い危機だということがわかった。
◇近いうちに“何かが起きる”と仮定した場合、どのような備えが重要だと思う?
1位「食料・水の備蓄」2位「モバイルバッテリー・発電機の用意」3位「家族との連絡手段・安否確認手段の共有」
10代では「防災アプリ・ニュースアプリのダウンロード」が高い傾向
全回答者(1000名)に、近いうちに“何かが起きる”(危機が発生する)と仮定した場合、どのような備えが重要だと思うか聞いたところ、「食料・水の備蓄」(60.3%)が最も高くなった。生きていくうえで欠かせない食料や水を十分に蓄えておくことが、万が一の備えとして不可欠だと考えている人が多いようだ。次いで高くなったのは、「モバイルバッテリー・発電機の用意」(45.8%)、「家族との連絡手段・安否確認手段の共有」(45.5%)、「衛生用品(トイレットペーパーやティッシュなど)・生理用品の用意」(44.7%)、「現金の用意」(40.9%)だった。
世代別にみると、多くの項目で50代と60代が全体と比べて高くなる傾向がみられた。また、10代では「防災アプリ・ニュースアプリのダウンロード」が33.7%と、他の世代と比べて特に高くなった。
この記事を書いた記者
- 元「日本工業新聞」産業部記者。主な担当は情報通信、ケーブルテレビ。鉄道オタク。長野県上田市出身。
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