2025年10月14日(7867号)

 この夏の猛暑がひとまず去り、本来の秋らしい季節を迎えた。国土交通省水管理・国土保全局は『ダムを見に行こう秋号2025』をリリースし、全国各地のダムで秋に行われるイベント(ダム見学等)を特集

▼紅葉と湖畔をめぐる旅~秋の特別なダム景観~に見る情報の一つは、山形県の横川(よこかわ)ダム。同ダムから車で6分程度「飛泉寺・大銀杏」の樹齢百年・イチョウ紅葉は圧巻(11月中旬~12月上旬)。二つに、神奈川県の宮ヶ瀬(みやがせ)ダム。11月23日(日)のダム管理用階段の特別解放。高低差約130m、498段あるダム右岸の外階段(フーチング)挑戦と、観光放流が楽しめる

▼三つ目は、京都府の日吉(ひよし)ダム。11月15日(土)~16日(日)には天若湖アートプロジェクト2025が開催され、「明かりがつなぐ記憶」をテーマに、天若湖(日吉ダム貯水池)湖面に水没した集落の灯かりを二夜に限り再現する。このほか、静岡県の長島(ながしま)ダムでは、来年1月12日(月)までキャンプ&車中泊やSUP体験、サイクリング関連イベントなど自然との共生、体験と学びを、鳥取県の東郷(とうごう)ダムでは、秋季ライトアップを12月19日(金)まで実施し、ライトアップされたダムを背景に記念撮影

▼『ダムを見に行こう秋号2025』(https://www.mlit.go.jp/river/dam/dam_tourism.html)を閲覧し、自然豊かな秋のダム景観を求める旅に出かけてみよう。(N)