2026年1月13日付(7889号)

 国土交通大臣が優良な民間都市再生事業計画に認定した「(仮称)内幸町一丁目街区開発計画(中地区)」は、NTT都市開発と東京電力パワーグリッドにより、令和21年3月31日の竣工を目指して開発が進められ、公園とまちをつなぎ国内外から様々な人々の集まる新たな都市拠点として誕生する▼都市再生緊急整備地域及び特定都市再生緊急整備地域の「東京都心・臨海地域」に位置し、多様な機能が複合した風格と賑わいのある都心拠点や周辺エリアと繋がる緑豊かな回遊拠点を形成。令和3年に都市計画決定した「内幸町一丁目北地区計画」にて、土地の高度利用により周辺のまちに開かれた多様な魅力を発信する市街地環境づくり等の方針が定められている▼日比谷公園に面した街区特性を活かし、駅、まち、公園等をつなぐ結節空間や道路上空公園の整備により回遊性や利便性の高い歩行者ネットワークづくりとともに、都市OS(情報基盤)等を活用したビジネス・サービス創造支援機能の整備、国際競争力の向上等に資する宿泊施設・国際迎賓文化交流機能の整備や、防災支援機能として、災害一時退避スペースや帰宅困難者一時滞在スペースを確保。街区内の維持に配慮した重要インフラの更新や街区内のエネルギーセンターから、電力、熱供給を受けてエネルギー利用を効率化し、環境負荷の低減を図る▼多様な都市機能が複合する建築物・機能等の整備により、国際競争力強化の新たな都市拠点形成に注目したい。(N)