7894号(2026年1月30日)

 少しでも格闘技を聞きかじった経験があれば、このニュースは正に衝撃の一言だろう。俳優の岡田准一氏、玉木宏氏の両名が、ポルトガル・リスボンで今月開催されたブラジリアン柔術の国際大会「IBJJFヨーロピアン選手権2026」に出場。岡田氏は優勝候補の1人で黒帯五段のマウロ・エアーズ選手と互角の勝負を繰り広げ、玉木氏は出場した紫帯部門で銅メダルを獲得する快挙を果たした

▼IBJJF(International Brazilian Jiu Jitsu Federation)は、1990年代半ばに設立された最も古い歴史と権威を持つブラジリアン柔術連盟。両名が出場した大会は、同連盟が主催する世界四大メジャー大会の一つとされており、新シーズンを占う重要な大会という

▼岡田氏は2007年に出演したドラマの役作りがきっかけで格闘技にのめりこむようになり、フィリピン武術の「カリ」やブルース・リーが創設したことで有名な「ジークンドー」で指導者としての資格も獲得している。ブラジリアン柔術に関しては2023年に公式試合に初出場し、翌年黒帯を獲得。今大会は黒帯昇格後に初めて臨んだ大会だった。初戦で敗れはしたものの、大会屈指の実力者を相手にポイントで一歩も譲らない実力を見せつけた。一方の玉木氏も、多忙なスケジュールの合間に道場に通い続けていたという

▼年齢を重ねて別分野に挑戦することは簡単ではない。惜しみない拍手を送りたい。(K)