NHKスペシャル「人体Ⅲ」5/25 第3集「命のつながり 細胞40億年の旅」のテーマは〝細胞きょうだい〟

ゲストは米倉涼子と池江璃花子

 

タレントのタモリとノーベル賞科学者の山中伸弥がダブル司会を務めるNHKスペシャルの大型シリーズ「人体」。今年4月にスタートした最終章「人体Ⅲ」では、最新科学が解き明かした命のメカニズムを驚きの実写と超高精細CGで映像化し、「命とは何か」という壮大なテーマに挑む。

 

5月25日に放送される第3集「命のつながり 細胞40億年の旅」のキーワードは〝細胞きょうだい〟。細胞はすべての生命の最小単位であり、私たちが「生きもの」と呼ぶものは、すべて細胞からできている。そして、「細胞」という観点でみると、実は地球上のすべての生物は、いわば〝細胞きょうだい〟と言うべき存在であることがわかってきた。

 

およそ40億年前、全生命の共通祖先となる、ある一つの細胞が誕生。その細胞がひたすら分裂を繰り返し、地球の隅々にまで広がっていった。その証として、地球上の生物の細胞はみな“同じ材料”でできているという。〝細胞きょうだい〟である人間と動物は、決してかけ離れた存在ではない。番組では、こうした壮大な科学的事実と、そこから思いを致す、私たち一人ひとりの命の意味を考え、シリーズのテーマである「命とは何か」への思索を深めていく。

 

番組の見どころの一つは、毎回スタジオに登場するゲストと、タモリ、山中によるトーク。今回は俳優の米倉涼子と競泳女子日本代表の池江璃花子がスタジオに登場する。

 

(左から:タモリ、池江璃花子、米倉涼子)

 

米倉は番組出演について「山中先生、タモリさん、そして病気を克服して再び第一線で活躍する池江さんと同じ時間を共有することができ、光栄でした」と心境を述べ、「細胞や生体組織が数知れずあることがわかり、それらを存分に活かす医療や活動へと繋がることに期待しています。視聴者の皆さんがこの内容をどう受け止めるのか、興味があります」と感想を語った。

 

一方、池江は「緊張しましたが、スタジオの皆さんの雰囲気がよく、お話ししやすかったです。難しい話でしたが、山中先生の説明がわかりやすく、みんなで細胞について話し合えて楽しかったです」と話し「細胞って聞いただけだと難しそうですが、考えれば考えるほどキリがない不思議な世界にのめり込んでいく感じがしました。皆さんもぜひその感覚を感じてみてください!」と見どころをアピールした。

 

放送予定
NHKスペシャル「人体Ⅲ」第3集 命のつながり 細胞40億年の旅
5月25日(日)午後9時~9時49分