
日テレ系水曜ドラマ『ちはやふる-めぐり-』 出演者たちがかるたの聖地・近江神宮でヒット祈願
6月29日、滋賀県大津市の近江神宮で、7月期日本テレビ系水曜ドラマ『ちはやふる-めぐり-』のヒット祈願が執り行われ、主演の當真あみをはじめ、原菜乃華、齋藤潤、山時聡真、嵐莉菜、上白石萌音ら主要キャスト陣が袴姿で参拝に訪れ、ドラマの成功を祈願した。
(▲写真左から)嵐莉菜、山時聡真、原菜乃華、當真あみ、齋藤潤、上白石萌音
古都・大津京跡に鎮座する近江神宮は「かるたの聖地」として広く知られており、競技かるた選手にとって憧れの地でもある。境内にある近江勧学館では、競技かるたの全国大会が開催されており、『ちはやふる』の物語を語る上で欠かせない場所の一つとなっている。この聖地での祈願は、キャストたちにとっても特別な時間となったよう。
夕刻にはライトアップ点灯式も行われ、當真あみの「『ちはやふる-めぐり-』、大ヒットを願って」という掛け声の後、全員でカウントダウンし、境内に光が灯された。映画シリーズにも登場する門がライトアップされた様子を見上げ、一同は歓声をあげていた。
映画シリーズで近江神宮を訪れている上白石萌音は、「10年前の映画の撮影の時もすごく近江神宮にお世話になりました」と懐かしそうに振り返り、「(きょうは)とても天気が良く、新緑も気持ちよくて、みんなの袴もとても映えていて忘れられない1日になりました」と、この日が特別な一日になったことを明かした。上白石は今回、梅園高校の古文非常勤講師で競技かるた部顧問の大江奏役を演じている。ドラマ撮影前にも近江神宮を参拝しており、今回は「お礼参りのような気持ち」だと語った。
主演の當真あみは、主人公の藍沢めぐる役を演じる。めぐるは、大きな挫折により青春を諦めてしまった高校生で、効率的な生き方を重視し、バイトと投資に励む日々を送っている。當真はドラマについて「主人公のめぐるをはじめ、居場所のなさを感じている高校生たちが、奏先生やかるたと出会って人生が変わっていく物語です」と紹介し、「台本を読んだ時にすごく勇気をもらえました。それが見ていただく方にも伝わって何かのきっかけになれば良いなと思っています」とメッセージを送った。
主人公・藍沢めぐる役を演じる當真あみ
■原作漫画、映画シリーズとも大ヒット
ドラマ『ちはやふる-めぐり-』は、映画『ちはやふる』シリーズから10年後の世界を舞台としたオリジナルストーリー。原作の『ちはやふる』は、末次由紀によるシリーズ累計発行部数2900万部を超える大ヒット漫画だ。2016年、2018年には「上の句・下の句・結び」として3部作が実写映画化され、シリーズ累計興行収入は45億円を突破し、「青春ドラマの金字塔」と称された。映画では、瑞沢高校に入学した主人公の綾瀬千早(広瀬すず)が仲間と共に競技かるた部をゼロから作り、全国大会優勝を目指す物語が描かれている。
今回の新作『ちはやふる-めぐり-』は、主人公・藍沢めぐるが、顧問として梅園高校に赴任してきた大江奏(上白石萌音)と出会い、競技かるた部に入部し、新たな仲間と共に成長していく姿を描く青春ストーリー。全国大会出場を目指し、高校最強の瑞沢高校に挑んでいく競技かるた部のメンバーたち。梅園高校2年生・村田千江莉役の嵐莉菜は、この作品が「キラキラした生徒間の友情や絆」を描いており、「私たちが本気で挑んだかるたも魅力的に映っています」とコメントしている。
■番組概要
水曜ドラマ『ちはやふる-めぐり-』
7月9日(水)放送開始 毎週水曜よる10:00~11:00
この記事を書いた記者
- テレビ・ラジオ番組の紹介、会見記事、オーディオ製品、アマチュア無線などを担当