
ラジオNIKKEI 「海の日」に6時間35分の「リスナー感謝祭2025夏」を編成 「テイスト・オブ・ジャズ」60周年記念特番
テイスト・オブ・ジャズ60周年特番:ジャズと文化の交差点
ラジオNIKKEIは7月21日の「海の日」に『ラジオNIKKEIリスナー感謝祭2025夏』を編成する。マーケット番組をはじめ音楽番組など、この日だけの特別番組を6時間35分にわたり放送する。
目玉番組の一つは、午後3時30分から放送される「テイスト・オブ・ジャズ」の60周年記念特番。同番組は、日本のジャズを語る上で欠かせないジャズライブハウス「新宿ピットイン」が誕生した1965年に放送がスタートした。これまでの60年間の中で、日本のジャズ業界を牽引し、世界で活躍する著名ミュージシャン、編集者、評論家たちが多数出演してきた。
今回の特番は、『「テイスト・オブ・ジャズ」60周年記念特番~ラジオが伝えるJAZZ』と題し、ジャズがまだ身近ではなかった当時、ラジオがどのようにジャズを伝えたのかを振り返る。
小針俊郎(日本ジャズ音楽協会理事長)㊨、山本郁アナウンサー
番組内では、世界的なジャズピアニスト山下洋輔をはじめ、ジャズシンガー阿川泰子、ジャズベーシスト鈴木良雄、ジャズトランペット奏者原朋直など、番組と縁の深い多数の著名ミュージシャンやキーパーソンから届いたメッセージが紹介される。スタジオには、日本ジャズ音楽協会の小針俊郎理事長とアナウンサーの山本郁が出演し、「テイスト・オブ・ジャズ」の60年の歴史と若手が支えるJAPAN JAZZの未来について語る。
また、特別コーナーでは、映画監督の大友啓史がゲストとして登場。大友監督は、「ちゅらさん」や「龍馬伝」、「るろうに剣心」などで知られ、今回は今年9月19日に全国公開される映画『宝島』について、ジャズを含む「音楽」という切り口から制作秘話を語る。『宝島』は、1945年から1972年までの米国統治下の沖縄を舞台に、激動の時代を駆け抜けた若者たちを描くヒューマンドラマ。音楽が重要な鍵を握る本作において、大友監督自身の音楽体験が劇中音楽にどのような影響を与えたのかが語られる。
映画監督・大友啓史
■番組概要
『「テイスト・オブ・ジャズ」60周年記念特番~ラジオが伝えるJAZZ』
放送:7月21日午後3時30分~4時45分〈ラジオNIKKEI第1〉(radikoで聴取可)
スタジオ出演:小針俊郎(日本ジャズ音楽協会理事長)、大友啓史(映画監督)
ナビゲーター:山本郁アナウンサー
コメント出演:山下洋輔(ジャズピアニスト)、阿川泰子(ジャズシンガー)、鈴木良雄(ジャズベーシスト)、原朋直(ジャズトランペット奏者)、井上銘(ジャズギタリスト)、ユッコ・ミラー(サックス奏者)、カルロス菅野(パーカッショニスト)、吾妻光良(ギタリスト)、佐藤良武(新宿ピットイン会長)、内藤遊人(「ジャズライフ」代表・編集長)、佐藤俊太郎(「Jaz.in」代表・編集長)ほか
この記事を書いた記者
- テレビ・ラジオ番組の紹介、会見記事、オーディオ製品、アマチュア無線などを担当