
衛星放送協会「第15回 オリジナル番組アワード」授賞式で日本野球機構が特別賞を受賞
一般社団法人衛星放送協会(衛放協、東京都港区、滝山正夫会長)主催の「第15回オリジナル番組アワード」授賞式が7月23日、都内で開催された。
同アワードは、衛放協の会員社が制作した優れた番組や話題性のある編成企画、番組宣伝、広告事例を表彰するもので、2011年に始まった。15回目となる今回、衛星放送の普及にプロ野球中継が多大な貢献をしたとされ、一般社団法人日本野球機構(NPB、榊原定征会長)が特別表彰された。授賞式には、NPB事務局次長の黒川岩人氏と、ゲストとして、元メジャーリーガーの「大魔神」こと佐々木主浩氏(写真上:㊨)と「スカパー!」プロ野球アンバサダーを務めるお笑いコンビ・バッテリィズの寺家剛氏(同:㊧)が登壇した。
NPB事務局次長・黒川岩人氏
黒川氏は昨年、NPBが節目の90年を迎えたことをふまえ、「(昨年の)公式戦の動員は2668万人という史上最多のお客様に楽しんでいただくことができました。今シーズンも非常に多くのファンの方々に球場に足を運んでいただいております」と現状を述べ、「この理由は12球団の不断の努力やWBCでの日本代表の活躍があると思いますが、やはり放送事業各社の皆様の長年にわたるお力添えが非常に大きいと考えおります。本当に多くの野球プログラムをご提供いただくとともに、視聴者の皆様のご要望にも細かくご対応いただきました。長年にわたってサービスをご提供いただいたことが野球界のファン拡大に確実に繋がってきたと考えております。改めてお礼申し上げます」と謝意を述べた。
佐々木氏は「僕が現役の頃は、地上波のプロ野球中継が延長しても午後9時24分ぐらいで終わっていたんですよ。でも、僕の出番はいつも9時過ぎだったので、親が試合を見られないことが多かったんです。ところが、衛星放送が始まったことで、親や親戚も見られるようになりました。これは非常に助かりました。ありがとうございます」と笑顔で感謝していた。
野球に詳しく、プライベートでも野球を楽しんでいる寺家氏は念願だった佐々木氏とのキャッチボールをステージ上で叶え、「佐々木さんと“新生バッテリィズ”を組んでM-1に出たいと思います!」と意気込んでいた。
この記事を書いた記者
- テレビ・ラジオ番組の紹介、会見記事、オーディオ製品、アマチュア無線などを担当