NHK大阪放送局 夜ドラ『いつか、無重力の宙(そら)で』試写会見に木竜麻生、森田望智が登壇

NHK大阪放送局はこのほど、9月8日に放送がスタートする夜ドラ『いつか、無重力の宙(そら)で』の第1週完成試写会見を東京・渋谷の放送センターで開いた。会見には、出演者の木竜麻生さん(写真㊧)、森田望智さん(写真㊨)とプロデューサーの南野彩子さん、企画・演出の佐藤玲衣さんが出席した。

 

本作は、高校時代「一緒に宇宙に行こう」と夢を語り合った天文部の女子4人組が、30代となり、それぞれ生活や悩みを抱えながらも“超小型人工衛星”で宇宙を目指すヒューマンストーリー。ごくごく普通の4人の女性が、いつの間にかそっと手放した「夢」を、仲間と共に拾い直す姿をやさしいタッチで描く。大阪の広告代理店勤務で、友人との再会をきっかけに宇宙への思いを取り戻す望月飛鳥役を木竜さんが演じ、いつも明るく前向きだが宇宙飛行士への夢を断念した日比野ひかり役を森田さんが演じる。

 

脚本は「日常にある小さな輝きを描く」と評される武田雄樹さんが担当。30代女性たちの葛藤と再生を穏やかかつ丁寧に紡ぎ出す。語りは俳優の柄本佑さんが務める。

 

会見で木竜さんは第1週について「飛鳥が仕事をしている場面や、ひかりと再会するシーンなど、彼女にとっての日常と、これからの物語のきっかけになる部分を楽しんでいただける週かなと思います」と説明し、「ひかりとのシーンは、序盤に撮影したのですが、最初から望智ちゃんに委ねて、力を借りながら撮れました」と語った。そして飛鳥という役どころについては「飛鳥はルーズボールを愚直に拾い続ける人かなと。普段の自分のコミュニケーションと近いところがあると思います」と明かした。

 

一方、森田さんは「撮影で悩んだときは麻生ちゃんの目をみるだけで、ひかりになれました。すごく助けていただいています。ひかりと飛鳥はお互いを思い合う役で、そこは実際の私たちとリンクしているかなと思います」と話し、「お互いに持っていないものを持っていて『足して2で割ったら最強だね』って話しています」と笑顔で仲の良さをアピールしていた。

 

番組概要
夜ドラ『いつか、無重力の宙(そら)で』(全32回)
放送:2025年9月8日スタート〈総合〉毎週月~木曜午後10時45分