
ジャパネットブロードキャスティング 「BS10スターチャンネル」をリニューアル 音楽・日本映画を加え、10月1日から「BS10プレミアム」へ
キャッチフレーズは「今日もいい映画、今日もいい音楽」
ジャパネットホールディングス(長崎県佐世保市)のグループ会社で、BS放送事業を手掛けるジャパネットブロードキャスティング(東京都中央区、代表取締役・髙田旭人氏/社長執行役員・佐藤崇充氏)は、10月1日から同社が運営するBS有料チャンネル「BS10スターチャンネル」のチャンネル名を「BS10プレミアム」に改称し、ラインアップを大幅にリニューアルすると発表した。
1986年に放送がスタートした「BS10スターチャンネル」は、来年開局40周年を迎える。今回のリニューアルで、これまでの洋画中心の編成に、新たに日本映画と音楽コンテンツを加え、総合エンターテイメントチャンネル「BS10プレミアム」として生まれ変わる。
リニューアルのキャッチコピーは「今日もいい映画、今日もいい音楽」。スターチャンネルの伝統を引き継ぎ、ハリウッドメジャースタジオの最新作やヒット作品に加え、時代を超えて愛される日本映画の名作、さらにジャパネットグループの強みを生かした独占ライブ、自社制作の音楽番組など、他のチャンネルでは見られない映画や音楽コンテンツを提供するという。
日本映画の目玉企画は報知新聞社が主催し、今年で第50回を迎える「報知映画賞」との連動企画。これまで「作品賞」を受賞した49作品の中から厳選した作品を10月から12月にかけ、3ヵ月連続で放送する。また、今年没後10年、いまだその圧倒的な存在感に心が揺さぶられるレジェンド俳優・高倉健主演の名作特集を10~11月の2ヵ月連続で放送する。
もちろん「スターチャンネル」の伝統を踏襲し、これまで通り洋画にも注力。英国諜報員ジェームズ・ボンドを主人公としたスパイ・アクション映画の代名詞として、圧倒的な人気を誇る「007」シリーズ25作品を3カ月に渡り一挙放送する。今回シリーズ25作品の放送は日本のテレビとしては史上初となる。
音楽コンテンツでは、日本人の心に残る歌手の魅力を、知られざるエピソードやカバー、ゆかりの品、思い出の地など、様々な角度から紐解くオリジナル番組「歌聖へのラブレター」がスタートする。初回は「永遠の歌姫~美空ひばりスペシャル~」と題して、昭和を代表する大スター美空ひばりを特集。彼女と縁が深い里見浩太朗、天童よしみをゲストに、高橋みなみをMCに迎えて送る。そのほか、10月5日に神奈川・横浜BUNTAIで行われる人気ロックバンド、UNICORNのライブを独占生中継する。また、今年5月に長崎スタジアムシティで開催された大竹しのぶのライブも放送する。
大竹しのぶ
ジャパネットブロードキャスティングの担当者は今回のチャンネル名改称について、「約40年に渡り、『BS10スターチャンネル』として、洋画を中心に編成してまいりましたが、当社のチャンネルを楽しんでいただいている視聴者層の嗜好に合わせ、今回、洋画とともに日本映画と音楽を新たにラインアップに加えることとし、チャンネル名も新たに『プレミアム』とリニューアルすることを決めました。より多くの方に楽しんでいただけるよう、独自の編成を行い、よりパワーアップしてまいります」と話している。
この記事を書いた記者
- テレビ・ラジオ番組の紹介、会見記事、オーディオ製品、アマチュア無線などを担当