NHK連続テレビ小説「ばけばけ」 野津サワ役の円井わんさんがコメント

「早くサワとトキには仲直りして欲しいと思っていました」

 

 

現在、第17週「ナント、イウカ。」が放送中の連続テレビ小説「ばけばけ」。野津サワは、元下級武士の娘でトキの幼なじみ。 貧しい家に生まれ、いつか不自由ない生活を夢見る家族の期待を背負い、安定した生活を手に入れるため教師を志し、勉強に励んでいる。トキのことをありのまま受け入れる唯一無二の親友だ。

 

そんな、野津サワを演じている円井わんさんのオフィシャルコメントが届いた。

 

――おサワさんを演じてきて、役に対する印象は変わりましたか?

 

いつも一歩引いた視点で松野家やトキを見守ってきたサワですが第16・17週では心情が揺れ動くようなシーンが出てきました。私自身は、物事を何でもポジティブに捉えられる性格なのですが、サワとして嫉妬や複雑な心情を演じなきゃいけないとなった時に、今のままでは演じられないと思いました。そこで、日常の中でも、言われたことを何でもネガティブに捉えるようにしてみたんです。でも、それを毎日続けていると、私自身がすごくしんどくなってきて…。

 

 

ただ、実際に体験したことで、悲観的な考え方をしてしまう人は、感受性が豊かで受け取る力が強く、人に優しくできる人なのかなと思いました。弱いからネガティブなのではなくて、優しいから葛藤する部分も多いのかもと思った時に、だからサワも、自分を誰かと比べてしまったり、辛かったりしたんだろうなと思えたんです。

 

サワは、弱い部分を見せることができて本当によかったと思うし、私にとっても改めてお芝居が楽しいと思えた、記憶に残る経験になりました。

 

――トキに複雑な思いを抱く第16週・第17週のサワを、どのように感じながら演じられていましたか?

 

第17週の最後に、「おトキにはなれん」という、サワのセリフがありました。私は、サワが一番思っていたことは、これなんじゃないかなと思ったんです。だから、それをトキに言えたことで、サワの中では解決できたと思うし、その後のトキらしい受け止め方や返し方にも救われたんじゃないかなと思いました。

 

 

トキを避けているシーンを演じている時は、私自身もトキ役の髙石あかりちゃんとあまり喋らなくなっていたので、早くサワとトキには仲直りして欲しいと思っていましたね。だから、第17週の撮影が終わった瞬間は、「やっと仲良くできる!」と思って、すぐに2人で「写真撮ろう!」って(笑)。あかりちゃんとは、お互いのパーソナルスペースが合っていて、すごくやりやすいし、一緒にいても楽しいです。

 

――おサワさんにとって、庄田さんとの出会いも後半の見どころです。2人のシーンを演じた感想をお聞かせください

 

私自身としては、よき理解者であり、ライバルでもある庄田さんのような存在がいて、サワは救われたなと思いながら演じていました。

 

 

庄田役の濱正悟さんは、とても明るくて、マイペースな人だという印象です。すごく現場が明るくなるし、庄田と似ているんじゃないですかね。あと、独特な間のあるお芝居をされていて、私もいい意味で緊張したんです。台本を読んでいるので、次のセリフはわかっているはずなんですけれど、次は何を言われるんだろう…みたいな(笑)。ちゃんとサワとしてドキドキできるお芝居をさせてくれる人だと思っています。

 

――視聴者の方へメッセージをお願いします

 

サワは、この時代では珍しいタイプの女性だと思いますが、現代の人にも響くものを持っている人だと思います。私自身、自分が信じた道をまっすぐに進んでいってほしいと思いながら、サワを演じてきました。どんな人にも、生きている中で報われないと思うことがあるかもしれませんが、まずは自分を信じることが大事だと思うし、サワの姿からも、それが伝えられたらいいなと思っています。

 

■2025年度後期連続テレビ小説『ばけばけ』(全25週/125回)
[総合](月~土)午前8時~8時15分ほか(土曜日は1週間の振り返り)
[BS][BSプレミアム4K](月~金)午前7時30分~7時45分
【作】ふじきみつ彦
【音楽】牛尾憲輔
【主題歌】ハンバート ハンバート「笑ったり転んだり」
【制作統括】橋爪國臣
【プロデューサー】田島彰洋 鈴木航 田中陽児 川野秀昭
【演出】村橋直樹 泉並敬眞 松岡一史 小林直毅 小島東洋