「三屋清左衛門残日録」最新作が完成 北大路欣也らが語る時代劇への情熱と継承
CS放送・時代劇専門チャンネルを運営する日本映画放送(東京都千代田区、宮川朋之社長)は2月19日、作家・藤沢周平氏原作の人気オリジナル時代劇シリーズ第9作「三屋清左衛門残日録 永遠(とわ)の絆」の舞台挨拶付き特別上映イベントを東京・有楽町のTOHOシネマズ日比谷で開催した。会場には、主人公を演じる北大路欣也をはじめ、若き夫婦役の佐藤流司、山谷花純、そして山下智彦監督が登壇した。

約10年にわたり清左衛門を演じてきた北大路は「皆さまの応援を得て、9作目を迎えることができました。何度も作品を通して感動をもらい、本日は少し興奮しながらこの舞台に立っております」と万感の思いを口にした。さらに、「藤沢先生の世界を体現できることは大きな喜びです。この作品に出会えたのは私にとって運命で、とても幸せです。皆さまの思いに応えられるように今後も精進したいと思っております」と、作品への深い愛着と決意を語った。

今作で重要な役割を担う佐藤は、大先輩である北大路との共演について「セリフがない場面でいかに役の説得力を持たせられるかが、俳優として大切なことだと思っており、今回それを学ぶことができました」と確かな手応えを明かした。また、「時代劇は昔の日本の美しさや日本人の生き方が描かれています。私のような若い世代や、初めて時代劇に触れる人にもぜひ見ていただきたいです」と、シリーズの魅力をアピールした。

一方、時代劇や京都の現場は不慣れだったという山谷は、「飛び込んでみようと参加させていただきました。私が演じたはなえ役は台本に書かれていない部分をどれだけ想像できるかが大事だと思ったので、現場で感じたことを大切に演じました」と真摯な役作りを振り返った。また、北大路の現場での振る舞いについて「カメラに立っていないときの姿勢や、キャスト・スタッフの皆さまへの心遣いを見て、こういう方だからこそ、このような誠実で素敵な作品に出会えるのだなと思いました」と、そのプロ意識に深く感銘を受けたエピソードを披露した。
今作は、隠居生活を送る清左衛門が、幼い息子を亡くした結城友助(佐藤)・はなえ(山谷)夫妻と出会うところから物語が始まる。一方で、藩の開墾工事を指揮していた榊甚左衛門(藤岡弘、)の切腹という事件が発生し、清左衛門は親友の佐伯熊太(伊東四朗)と共にその真相を探る。藩の「倹約令」が若き夫婦の生活に影を落とす中、事件は予期せぬ展開を見せる。
イベントでは、2月23日に83歳の誕生日を迎える北大路へ、清左衛門の写真をプリントしたケーキが贈られるサプライズもあり、会場は温かな祝福に包まれた。本作は「時代劇専門チャンネル」にて3月7日午後7時から放送され、3月8日と22日にもリピート放送が予定されている。
この記事を書いた記者
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