仲野太賀「奇跡の連続でした」 大河「豊臣兄弟!」完走 1年半の撮影終え「幸せすぎて直視できない景色」

NHKは10月31日、現在放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」の撮影が10月30日に終了したと発表した。昨年6月に山形県でクランクインして以来、およそ1年半にわたって行われた長期間の撮影が幕を閉じた。

 

クランクアップを迎えた最後の撮影は、主人公の豊臣秀長を演じる仲野太賀と、その兄である豊臣秀吉を演じる池松壮亮が語り合うシーンで行われた。現場には多くの共演者やスタッフが駆け付け、賑やかに撮影の終了を祝った。

 

主演を務め上げた仲野はセレモニーで、俳優を始めて以来の憧れであった大河ドラマ主演への思いとともに、過酷な現場を支え続けたスタッフや共演者への深い感謝を語った。1年半におよぶ撮影を振り返り「当たり前を積み重ねられたことは並大抵なことではなく、奇跡の連続でした」と胸の内を明かした。さらに、劇中で兄弟として伴走した池松に対し「ずっと背中を追ってきた最高の大憧れです。この大舞台で兄弟役をできたことは奇跡でした」と熱い敬意を述べた。

 

一方、兄・秀吉役を演じきった池松も大役に挑む中で抱き続けていた重圧や葛藤を吐露した。仲間たちの支えによって乗り越えた1年半について「人生の変え難い経験となりました。忘れられない宝物であり、誇りです」と振り返った。そして、主演として現場を牽引した仲野に向けて「本当にありがとう。こんなに大きな場所で兄弟として過ごさせてもらえたことに、心から感謝しています。色々あったけど本当に楽しかったね」と労いの言葉を送った。

 

制作統括を務める松川博敬チーフ・プロデューサーも、1年5か月におよぶ撮影期を終え、応援を続けた視聴者へ謝意を示すとともに仲野と池松、キャストたちに向けて「若くアイデアにあふれる俳優陣が現場をグイグイ引っ張ってくれたおかげで、たいへん充実した撮影の日々を送ることができました」と感謝の言葉を語った。全48回となる同作は、12月13日に15分拡大版として最終回の放送を迎える。

この記事を書いた記者

村上潤一
テレビ・ラジオ番組の紹介、会見記事、オーディオ製品、アマチュア無線などを担当