dynabook、東京・原宿の人気カフェ「Café STUDIO」とコラボ

Dynabookは、若年層をターゲットとした新商品「dynabook G8・G6」及び「dynabook GS5」の発売にともない、東京・原宿の人気カフェ「Café STUDIO」とコラボレーションした「dynabook BLUE STUDIO」カフェを期間限定で開催している。これに伴い、メディア懇親会を実施した。

懇親会で、同社 代表取締役社長兼CEOの覚道清文氏は、「この一年を振り返りますと、米国の関税の問題ですとか、地政学の問題でマーケットどうなるかというのは非常に心配されたところでございます。
一方で、AIなど、マーケットをかさ上げするような要因もございまして、日本について申し上げますと、非常に順調に推移しておりまして、私どもの会社も、昨年度の決算はその前を大幅に上回る最高の記録を達成することができました。
2025年度の上期についても非常に順調に推移してございまして、下期に向けてですね、日本のマーケットも若干の揺り返しは来るかもしれないですが、勢いをつけてやっていきたいと思っております。
また、マーケティングの強化という意味では、昨年のdynabook 35周年ということで、dynabook大作戦ですとか、dynabookの活動に取り組んでまいりました。
課題としては、やっぱり35周年の老舗のブランドでございますので、どうしても若い世代の訴求というのが若干弱いというのが、問題点として共有しています。そこで今回、若者文化の発信地の原宿を選んで、BLUE STUDIO様にご協力いただいて、こういう場を設けたという次第でございます。
それと同時にですね、我々のG シリーズ、これはモバイルの13インチで、社歴を見ても空前のヒット商品になりますけれども、これを新しく一新をいたしまして、10月の下旬から販売をいたします。
それの訴求ということで、タッチポイントを設けました。この新機種は、特に我々の社内の若い人たちの意見も聞きながら、若者に訴求できるような、軽さは850グラム弱の商品に出来上がっています。色もセレストブルーですとか、青いデザイン、それからかな無しの簡単なシンプルなデザインということで、若者に訴求できるような商品として仕上げてございます。
我々は新しいコンピューティングとサービスで世界を変えるということをビジョンとしてやっています。人に寄り添うコンピューティングというのを我々は目指していますが、若い人のコンピューティングに対する感性ですとか、現状を変えていきたいというエネルギーをできるだけ我々の商品のコンセプトに取り組みます。テクノロジーだけではなく、皆様の想いをくみ取り、寄り添っていくということで、次の10年、20年、会社を何とか発展させていきたいと思います」と語った。
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「dynabook BLUE STUDIO」カフェでは、10月24日(金)から発売開始した「dynabook G8・G6」及び 「dynabook GS5」は、若年層のライフスタイルと挑戦をサポートする〝頼れるパートナー〟をコンセプトに開発した。ターゲットは、情報感度が高く、自分の夢や目標に向けて挑戦する若年層。彼らが自然に集まり、 交流する場であるカフェとコラボすることで、新商品の世界観をリアルに体感していただける機会を創出する。
カフェという身近な空間で、製品のある暮らしを〝体験〟として楽しんでもらい、若年層にライフスタイルに寄り添う存在になれればと考えているという。
期間中の「dynabook BLUE STUDIO」では以下のような体験型コンテンツを用意している。
▽タッチ&トライコーナー:「dynabook G8・G6」を実際に操作・体験できる展示のほか、素敵な景品が当たる、製品の“軽さあてチャレンジ”や、AIで画像・音楽をつくる体験スペースを用意。

▽dynabook BLUE STUDIOルーム:新商品の魅力のひとつである「セレストブルー」をイメージしたフォトスポットを設置し、思わずシェアしたくなる空間を演出。
▽dynabook×マリマリマリーブース:人気動画配信チャンネル「マリマリマリー」とコラボした展示コーナー。オリジナルタイピングゲームにチャレンジできる体験コーナーも用意。
▽オリジナルタイアップメニュー提供:新商品の筐体カラーをイメージした「セレストブルーモクテル」や「ネビュラブラックモカ」などを提供。
▽SNSキャンペーン実施:店内・店外の装飾や体験コーナーなどイベントの様子を撮影し、「#dynabookbluestudio」で投稿。スタッフへ投稿画面を見せるとPayPay2,000円分が当たるプレゼント企画を実施。
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開催情報は以下の通り。
・期間:2025年10月30日(木)〜11月5日(水)
・営業時間:[全日]11:30~21:00 LO.20:00
※カフェの営業時間に準ずる。
・住所:東京都渋谷区神宮前4-31-10 YM Square HARAJUKU 1F
※イベントのみの参加はできない。なお、カフェでの飲食費は別途必要となる。
dynabook BLUE STUDIO詳細は下記ページを参照。
https://dynabook.com/personal/campaign/blue-studio/index.html
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ビジネス向けで高い評価を得ているdynabook。しかし、今後、高い成長を維持するためには、ビジネス向けだけに偏っていては難しい。やはり個人向け、特に若年層の取り込みは不可欠となる。
また、今回のイベントとは別の話となるが、同社ではGIGAスクール向けにも注力している。特にGIGAスクール向けにシェアを伸ばしているChromebookモデルのラインナップを拡充し、多様なニーズに対応sる。子どもの頃からdynabook製品に慣れ親しでもらうことで、大学生、社会人になってもdynabook製品を選んでもらうことを狙っている。
覚道社長は、「我々の機種はシックで落ち着いているけど、デザイン性はちょっと(笑)。企業のお客様からデザインに関してはご注文ってほとんど出ないが、若い人にどういう風に訴求していくのかというところがありました。若い人に認知度を上げていく、これは最初のトライアルなんで、これがどう出るか。
GIGAスクール向けには、積極的に品揃えを拡大しています。これは単価は安いんですけど、ブランドを認知してもらうためには重要で、エデュケーション・文教のマーケットは大事です」と述べた。
是非、皆さんも足を運んでみてはいかが。


この記事を書いた記者
- 放送技術を中心に、ICTなども担当。以前は半導体系記者。なんちゃってキャンプが趣味で、競馬はたしなみ程度。
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