ブラックマジックデザイン、クラウドスイッチャー「ATEM Cloud」とクラウドビデオルーター「Stream Router」を日本初公開
ブラックマジックデザインは、11月19日から開催されるInter BEE 2025に出展する。主な展示製品は以下の通り。
▽DaVinci Resolve 20はAI機能を強化し、さらに使いやすくなりました。30種類のローカルで使えるAI機能以外にも各ページに新機能をたくさん盛り込み、100種類以上のアップデートを搭載している。今年より全国に拠点をもつ著名な日本の放送局がテレビ番組の編集機として400式近くを運用し始めており、カラーだけではなくオフライン編集・オンライン編集の分野での活用が広まっている。
▽Blackmagic CloudはDaVinci Resolveやカメラと組み合わせて使えるクラウド共有サービス。圧倒的なコストパフォーマンスと使いやすさで、リモート共同編集や中継先からの収録ファイルの伝送を効率化できる。今回のInter BEEでは、新しいサービスのクラウドスイッチャー「ATEM Cloud」とクラウドビデオルーター「Stream Router」を日本初公開する。
▽ATEM Mini Extreme ISO G2は、パワフルかつコンパクトなライブスイッチャー。配信分野で大きな人気を誇るATEM Miniシリーズの最新機種で、今週より出荷開始された。8系統の入力全系統を収録するISO収録機能、SRTでの直接配信機能、NASに高速でアクセスできる10Gイーサネット、XLRオーディオ入力、DVEやクロマキーを搭載している。
▽Blackmagic PYXIS 12Kは、汎用性の高いデザインの高度なデジタルフィルムカメラ。それぞれの撮影に適したカメラリグを構築できます。この新機種は、12288 x 8040フルフレームRGBWセンサー、内蔵光学ローパスフィルター、16ストップのダイナミックレンジを搭載している。Lマウント、PLマウント、EFマウントの3種類が用意されている。
▽Blackmagic Replayは複数のHyperDeckレコーダーを使用して共有ストレージに収録を行うと同時に、DaVinci Resolveをパワフルな再生エンジンとして同じ共有ストレージに接続する、極めて独自なソリューション。拡張性およびコストパフォーマンスが高く、新世代のリプレイソリューション。関西テレビ様など、放送局にも広く導入が進んでおり、スポーツのライブ中継放送など使用されている。
▽Blackmagic 2110 IP Converterシリーズは、あらゆるSDI機器をST 2110ベースのIP放送システムに統合するために設計されている。コンバーターを追加することで、低コストで、所有する映像機器をすべてSMPTE-2110に対応させることが可能。さらにBlackmagic Designでは、すでに2110 IPに対応したカメラやモニターなどの機器も提供している。
この他にも多くの製品を展示する。ゲストスピーカーを招いてのデモやトークセッションも充実している。
会場:幕張メッセ(Hall 8/8503)
この記事を書いた記者
- 放送技術を中心に、ICTなども担当。以前は半導体系記者。なんちゃってキャンプが趣味で、競馬はたしなみ程度。



