プラスゼロ×アップセルテクノロジィーズ、AIオペレーター「miraio」発表会 開催

 2025年5月20日(火)赤坂ガーデンシティ16F ベクトル スタジオBにて、アップセルテクノロジィーズ(本社:東京都豊島区、代表取締役会長CEO 高橋 良太)は、AI・自然言語処理といった各種テクノロジーのソリューション提供・開発・保守・運用を行うpluszero(本社:東京都世田谷区、代表取締役会長CEO 小代 義行)と共同開発したAIオペレーター「miraio(ミライオ)」発表会を開催した。

プレゼンテーションでは、①開発背景、②市場調査結果、③「miraio」の詳細、④基幹エンジン「PUT」について順番に説明。
① 開発背景では、現状のコールセンターサービスでは応答率は80~90%であり、10~20%が放棄呼(電話がつながらない状態)だという。
② 市場調査結果では、ユーザーの1番の要望は「正確性」と「スピード」との結果も出た。また約83%のユーザーが現状の自動応答システムにストレスを感じている。そして70%が「途中で問合せを諦めている」とう現状もわかった。
③ 「つながらないをなくし放棄呼0の世界へ」を掲げ「miraio」を開発。「miraio」は、高度な言語処理能力と対話能力を兼ね備えハルシネーションを極限まで抑えた可能なAIオペレーター。
④ アップセルテクノロジィーズの特許技術「AIによるトークスクリプト自動生成」をプラスゼロの人間のように意味を理解できるAI「AEI(Artificial Elastic Intelligence)」を組み合わせ、人間らしい受け答えと正確な処理を得意とするAIビジネスライセンス「PUT(プット)」という基幹エンジンをベースとしている。


このPUTをコールセンター用に特化させることで、高度な言語処理能力と対話能力を兼ね備えハルシネーションリスクを極限まで抑えた対応が可能なAIオペレーターが実現できたという。
「miraio」の導入メリットについては、CS業務の自動化+コールセンターコストを抑制できること。導入することで、高騰する人件費を抑止していく他、採用費、育成費用、その他管理費用などCSに纏わるコストの抑制が可能となる。
またデモンストレーションでは、外食業界を想定しての実演と技術解説も実施された。

今後の展開については、”AIビジネスライセンスの普及”について発表され、
「miraio」は意味を理解して人間らしい受け答えが出来る“和製AIオペレータ”として、TV/ラジオ/新聞等のインフォマーシャル対応や飲食店等の予約対応などに、「virddy」は、miraioを搭載した個別の外見を持つ和製デジタルヒューマンとして、行政、金融などの窓口対応などに紹介していきたい、と話した。

 現在、金融関係(証券、銀行、保険など)、飲食関係、物流関係、中古車関係など約50社に紹介。直近で数社の導入が決まっているという。またパートナー戦略にも注力しコールセンター各社からの反応も良いと、述べた。