
【会場レポート】アンリツ、「第27回 インターフェックス ジャパン」へ出展
アンリツ(本社:神奈川県厚木、代表取締役社長 濱田 宏一)は、7月9日(水)から11日(金)まで東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催中の第27回INTERPHEX WEEK TOKYOにおける「第27回 インターフェックス ジャパン」に出展した。
「インターフェックス ジャパン」は、世界25の国と地域から医薬品・化粧品・再生医療の研究・製造に関するあらゆる製品・サービスが出展する日本最大の規模で開催され、世界中から医薬品・化粧品メーカー、再生医療企業が来場する展示会となる。今回は、医薬品生産における原料・製剤・製造・包装のあらゆる工程での品質保証ソリューションを自社開発の検査装置などを出展。
今回の展示では「NIR錠剤検査装置」を初出展した。錠剤の成分を高速で検査するNIR(近赤外)錠剤検査装置を開発。自社開発の透過NIR光学ユニットにより、錠剤の内部まで非破壊で検査するもの。打錠機の後段におけるインライン全数検査も可能となり、ロット内すべての錠剤成分の均一性確保に貢献する。生産品質のコントロールや、スケールアップ時のプロセス評価にメリットがある。最大の特徴は「透過法」にあるという。一般的な拡散反射法では検査領域が表層付近に限られるが、自社開発の透過NIR光学ユニットを搭載し、錠剤内部まで検査することができる。
実機の展示はなかったが、VRデモンストレーションにより「装置の外側から、測定部の中に入り込んで見ているような体験」をすることができ、来場者には好評だった。
※VRデモンストレーション
また検査工程だけでなく、「カプセル充填からトータルのご提案」を展示、紹介。「カプセル用オートチェッカ」は、自社開発の自社開発の高精度小型秤により世界最高レベルの±0.5㎎の選別精度を実現。厳しい質量管理が求められる抗がん剤や免疫抑制剤などのカプセル全数検査に最適だという。FDAなどの国際的な最新レギュレーションにも対応し、世界標準の品質保証に貢献できます、と話した。
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主に企画、広告営業を担当。
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最近ではギアにもこだわりをもっています。
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