【会場レポート】I・T・O、「国際モダンホスピタルショウ2025」へ出展

 I・T・O(本社:東大阪市、代表取締役:内海 二郎)は、7月16日(水)から18日(金)まで東京ビッグサイト(東京都江東区)西展示棟で開催した「国際モダンホスピタルショウ2025」に出展した。
I・T・Oはガス供給機器の製造・販売、および防災関連製品の開発・提案を行う企業。主にLPガス用の供給機器を製造しており、一般家庭から店舗、工場まで幅広い用途に対応している。また、災害時にLPガスから都市ガスと電気を作り出すプロパンエアー発生装置などの防災関連製品も提供している。

「国際モダンホスピタルショウ2025」今年のテーマは、「健康・医療・福祉の新たなステージ ~いのち輝く安心社会2025~」。病院をはじめ、保健・医療・福祉分野における質の向上、充実に役立つ機器、製品、システム、サービスなどを幅広く展示し、最新情報の発信および情報交流の場を提供することにより、健康福祉社会の発展に寄与している。

今回の展示では”ライフライン防災”として、ガス・電気・水のバックアップを紹介。「防災減災システムBOGETS(ボーゲッツ)」を中心に展示した。もしも災害で都市ガスなどのライフラインが途絶えても、「防災減災システムBOGETS」があれば、ガスと電気を確保できる。ブースでは、全体像イメージを、災害発生、発電機運転、PA稼働、安全確認中、安全確認、ガス供給開始の状況別に、視覚的にわかりやすく展示した。



また都市ガス発電機、LPガス発電機とも組み合わせも可能。都市ガス発電機のメリットは、①燃料の備蓄用スペースが不要。②配管が損傷しない限り使用可能。③風水害に強いなどがある。LPガス発電機のメリットは、①劣化しないこと、②省スペースで保管も安全、③法律上、危険物ではないことなどがある。
 活用法の事例として、病院パッケージ、福祉施設パッケージ、学校(体育館)パッケージを紹介。導入事例(体育館への空調設備導入)として、寝屋川市立中学校11校の事例を展示。災害時には、避難所となりうる学校体育館。非難する住人が安心して過ごせる環境を設備するため、体育館に空調設備を導入する動きが全国で広まっていることを伝えた。