【会場レポート】シャープ、「ケーブル技術ショー 2025」ジャパンケーブルキャストブース内に空気清浄機を出展

 シャープ(本社:大阪府堺市、代表取締役 社長執行役員 CEO 沖津 雅浩)は、7月24日~25日まで東京国際フォーラム ホールEで開催した「ケーブル技術ショー 2025」において、ジャパンケーブルキャスト(以下、JCC)が提供する「地域・防災DXサービス」とプラズマクラスター加湿空気清浄機の連携デモを展示した。

シャープは、これまで音声発話機能を搭載したAIoT家電を活用して必要な地域の人に情報伝達を行う防災研究を進めてきた。直近では茨城県つくば市、国立研究開発法人防災科学技術研究所、シャープの3者にて、シャープ製IoT家電を防災で活用するための検討に関する共同研究契約を締結し、2025年2月27日から3月5日まで、つくば市内に実証実験を行っている。

JCCが開発した「地域・防災DXサービス」は、自治体からのお知らせ、Jアラート、アラートなどの緊急・防災情報を市町村や地区レベルの細かな単位で配信できることが強み。これら情報は放送・通信網を通じて、TVなどをはじめとした個人向けデバイスを多重配信することが可能。
今回はシャープのプラズマクラスター加湿空気清浄機を追加システムとして、新たな提案をした。





人々にとって常に身近な場所にある発話家電が、このサービスに対応することで、より効果的に情報を伝達することが可能となる、今回の展示会では、来場者からより多くのご意見を伺い、今後の社会実装を目標としていきたい、と話した。