【会場レポート】JCOM、「ケーブル技術ショー 2025」に出展

 JCOM(本社:東京都千代田区 代表取締役社長 岩木 陽一)は、7月24日~25日まで東京国際フォーラム ホールEで開催した「ケーブル技術ショー 2025」に出展した。
今回は、ケーブルテレビ事業者の事業運営をアウトソース型でサポートする新たなソリューションサービスをはじめ、お客さま宅に設置した機器のトラブルを検知する端末診断の技術展示など、JCOMがケーブルオペレーターとして蓄積したナレッジをベースにしたサービスを展示した。

 ブースでは、①アウトソース・ソリューション、②通信設備管理サービス、③サステナビリティの3つのゾーンに分けて紹介。
「サステナビリティ」では、災害時の避難所用途を想定した防災Wi-FiサービスやSDGsを見据えたフードロス対策など万一の事態へ備えるサービスを展示した。

①「骨格診断プラットフォームQIZNALO(キズナロ)」(きづなろ社製)を展示。居室に設置することで、人間の骨格のみを検知するプライバシーに配慮した見守りセンサー。災害時の転倒や、その後の身体の動きをリアルタイムで検知できるため、継続した安否の確認が可能となる。



②サステナブルな福利厚生サービスとして、「フードロス削減BOX」(ZERO社製)を展示。オフィスや休憩室、ホテル、倉庫、工場や学校、病院、駅などにBOXを設置し、季節限定パッケージや賞味期限が迫ったフードを従業員や利用者にお得に提供する。従業員の福利厚生や利用者の満足とSDGsの取り組みが同時に叶うと紹介した。



「サステナビリティ」への提案は、JCOMとしても新しい販路構築への取り組みだという。今後も新しい業界・ジャンルへの提案を進めていきたい、と話した。