
マグナ・ワイヤレス、今12月にポスト5G対応半導体モジュールをリリース
マグナ・ワイヤレスは、CEATEC2025の地方独立行政法人東京都立産業技術研究センターブースにおいてポスト5G対応半導体を組み込んだモジュールを公開した。
ポスト5G対応半導体は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業である「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業」()において、マグナ・ワイヤレス、国立大学法人大阪大学大学院工学研究科(大阪大学)、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)が共同開発した。
ポスト5G半導体は、5G無線通信の処理時間(遅延時間)を従来の約10ミリ秒から0.2ミリ秒以下へと50分の1に短縮できる。これにより、超低遅延が要求される制御信号などにも無線通信の適用が可能となる。具体的には、人工知能(AI)サーバーからローカル5G無線通信を介してロボットをリアルタイムに制御できるようになる。
同半導体を搭載したモジュールは今年12月にリリースされる予定。また、同11月には同モジュールを用いた実証実験を、大手自動車メーカーの工場で実施する計画。
この記事を書いた記者
- 放送技術を中心に、ICTなども担当。以前は半導体系記者。なんちゃってキャンプが趣味で、競馬はたしなみ程度。
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