【レポート】エーティコミュニケーションズ 定格50Wのブロードバンド衛星端末


 エーティコミュニケーションズは「第17回保安電子通信技術セミナー・展示会」において、日本国内の販売代理店を務めるスウェーデンSatcube社の次世代超小型衛星通信  アンテナ「Satcube Ku」や超小型可搬アンテナ「QCT―90」などを展示した。
 Satcube Kuは、世界で最もコンパクトなポータブル型ブロードバンド衛星端末。ノートPC程度の大きさで、重量も8kg程度と同クラスのアンテナの約1/10になっている。このサイズに定格50Wのアンプ、通信用モデル、Wi―Fi機能など、通信に必要な機器・機能を内蔵しており、1台で衛星の捕捉から実際の衛星通信ができるように設計されている。
 また、Satcube Kuの操作展開は、特別な組み立てを必要とせず、ユニークな衛星捕捉機能により、数分間以内に完了でき、終了操作も容易。ラップトップ・ブラウザー、もしくはLED表示でパラメターの設定とモニターができので、難しいトレーニングを受ける必要はない。さらに、商用電源設備がない場合でも、専用バッテリーパック(別売)を用いることで通信することが可能。バッテリーパックは最大4台搭載可能で、運用時間は1・5時間。能登半島地震においても使用されているという。
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 Datapath社のQCT―90は、迅速な展開と高性能な通信を実現するためCCT―120をよりコンパクト、ポータブルにした地球局ソリューション。使いやすさを追求し、各ユニットのケーブル接続を極力少なくするとともに、ツマミなどの小さな部品が饗場で紛失しないように細心の注意を払って設計している。
 衛星の捕捉は手動だが、内蔵のデュアルGPSコンパスのガイドに沿って簡単な操作で行える。2時間程度の取り扱い練習で、誰でもすぐに操作できるという。
 梱包寸法は95 x 51 x 48 cm、重量は32 kg (ハードケースを含む)。