【レポート】AIデータ、SSD用セキュリティ・シュレッダーを展示

 エーワンデータ(A1データ)は、「第17回 保安電子通信技術セミナー・展示会」に出展し、SSD用セキュリティ・シュレッダー「KOBRA SSD」などを展示した。
同社は約30年前に日本で最初のデータリカバリー企業として設立した。
「弊社には様々な企業・団体から、色々な案件が持ち込まれます。誰でも知ってるようなところのデータをたくさん直しているんですけど、NDA(秘密保持契約)で紹介できない。これが一番痛い(笑)。
 日本で一番古くやっていますから、技術蓄積も、言っちゃなんですけど、そこそこすごいレベルにいると思うんですけど。実績を話すことができないっていうのは痛いですね」(本田正社長)。
 また、これまで培った技術を生かして、ランサムウェアに汚染されたデータの復旧を行っている。ランサムウェアとは、データを使用不可な状態(暗号化など)にして、元通りにする代わりに身代金を要求することを目的にしている。
 「HDDなどメモリのデータのは、基本的にデータの連続性がないわけですよ。
データリカバリーの際、データーが壊れてるから見えなくなる所がいっぱいあります。それは暗号化されたのと一緒ですね。その壊れたところを補いながら直していくっていう、そういう作業っていうのは、データリカバリーにかなり近いです」(本田社長)。

 KOBRA SSDは、独自開発の2段階破砕システムにより、NSA/CSS(米国家安全保障局)の要求水準である〝破砕後サイズ:2×2mm以下〟という基準を確実にクリアする。さらに、国際的なセキュリティ規格ISO/IEC 21964(DIN66399)において、最高レベルであるO-7/T-7/E-7クラスに適合している。
 近年、企業の情報管理において、SSDやスマートデバイスなど高密度・高機密な記録媒体の取り扱いが急増している。KOBRA SSDは、こうした媒体に保存された機密情報を、国際基準に準拠した物理破砕によって完全に消去し、情報漏洩リスクを根本から排除するという。
 この他、フォレンジックソリューション「MOBILedit」、「Tri-Fold Workststion」なども展示した。