【CP+2026レポート】富士フイルム、叩いて〝味を出す〟インスタントカメラ

富士フイルムは、CP+2026において、インスタントカメラ「チェキ」のランナップを紹介した。
中でも注目されるのが、今年1月に発表したばかりのハイブリッドインスタントカメラ「instax(インスタックス) mini(ミニ) Evo(エヴォ) Cinema(シネマ)」。
「Evo シリーズ」は、カメラ背面のモニターを見ながら撮影、好きな画像を選んでプリントできるほか、多彩なエフェクトで没入感のある撮影ができるハイブリッドインスタントカメラ。
新製品の「mini Evo Cinema」は静止画に加えて、動画の撮影が可能。撮影した動画データをQRコード化し、動画の中から切り出した静止画と一緒にチェキプリントにして〝動画を手渡せる〟インスタントカメラ。動画をチェキプリントにすることで、大切な人と過ごした様々なシーンをカタチにして残せるだけでなく、QRコードから動画をいつでも手軽に見返すことができる。
 さらに、新機能として、様々な時代をイメージしたエフェクトを体験できる 「ジダイヤル」を搭載した。8mmフィルムカメラをイメージした「1960」など10種類のジダイヤルエフェクトを選ぶ。「1940」を選ぶと、当然写真は白黒となる。
エフェクトはそれぞれ10段階で度合いを調整でき、合計100通りの表現が可能。それぞれの時代特有の味わいを感じられるエフェクトで、まるで過去にタイムスリップしたかのように、非日常的で特別な動画や静止画を撮影できる。
カメラ本体は、当社が1965年に発売した8mmカメラの〝フジカ シングル-8〟を彷彿とさせる縦持ちスタイルを採用。細部までこだわったデザインとアナログな操作感が撮影とプリントの楽しみを広げる。
 専用アプリでは、撮影した動画を組み合わせて編集したり、映画のようなオープニングやエンディングのテンプレートを追加でき、動画をより特別に仕上げることが可能。さらに、「ダイレクトプリント機能」を搭載し、スマホの画像をチェキプリントにできる。
 また、驚いたのが、振動を加えると「ノイズ」として写真に反映される点だ。例えば本体を叩くと、それがノイズ(画像の欠陥のようなもの)と表現される。ある種、〝味〟がある写真を撮ることができる。
価格は約5万5000円前後という。