【CP+2026 会場レポート】キヤノン 『撮る』は、もっと、面白がれる。

カメラと写真映像の展示イベント「CP+ 2026」がパシフィコ横浜(神奈川県横浜市)のリアル会場とオンラインで3月1日まで開催中。ここでは、キヤノン/キヤノンマーケティングジャパンのブースをレポートする。

 

キヤノン/キヤノンマーケティングジャパンは、「『撮る』は、もっと、面白がれる。」をキーメッセージに掲げ、カメラ本体をはじめ、交換レンズ等の製品を展示した。写真・映像・3D映像表現を体験できるコーナーでは、初心者からベテランたちがスタッフの説明を受けながらカメラを通じて日常に彩りをもたらす新たなカメラ体験を楽しんでいた。また、フォトグラファーやクリエイターによるセミナーやプレゼンテーション、デモンストレーションには数多くの人たちが集まっていた。

 

 

エントリーユーザー向けミラーレスカメラや、近年若年層から注目を集めるコンパクトデジタルカメラを紹介するコーナーでは、コンパクトデジタルカメラ「PowerShot」の発売30周年を記念した特別仕様の「PowerShot G7 X MarkⅢ」を展示した。前モデルの「PowerShot G7 X Mark Ⅲ」(2019年8月発売)は、1.0型で有効画素数約2010万画素の積層型CMOSセンサーや大口径で明るい光学4.2倍ズームレンズを採用し、多彩な映像表現が可能なコンパクトデジタルカメラ。静止画撮影のほか、Vlog撮影に特化した「Video Blog」撮影モードを搭載するなど、快適な動画撮影が可能。今回の30周年記念モデルでは、カメラ本体に限定カラーの「グラファイト」を採用し、コントローラーリングを綾目模様にするなど、高級感と上質さを兼ね備えたデザインになっている。また、30周年記念ロゴを本体に印字し、記念モデルにふさわしい特別感を演出している。発売は今年の4月を予定している。

 


「PowerShot G7 X MarkⅢ」

 

「EOS R50 V」は、VlogやSNS動画の撮影に特化したAPS-Cミラーレスカメラ。エントリークラスのミラーレス一眼カメラ「EOS R50」をベースに、動画向けの機能を強化した。ファインダーをなくした上、動画専用の操作系を強化しており、スマホからのステップアップや動画クリエイターに最適な設計となっている。当初、筐体はブラックのみだったがこのほど、ホワイトカラーが登場した。開発担当者によるとホワイトカラーモデルは「中国で先行販売したところ、女性に大変好評だった。国内でも期待している。価格面も含め、エントリーモデルとして最適だと思う」とコメントした。

 


「EOS R50 V」

 

交換レンズでは、新製品の「RF14mm F1.4 L VCM」と「RF7-14mm F2.8-3.5 L FISHEYE STM」に注目が集まっていた。「RF14mm F1.4 L VCM」は、卓越した明るさの開放F値1.4の単焦点Lレンズ。卓越した光学性能を備え、星景撮影に最適な焦点距離14mmの大口径単焦点・超広角レンズ​。ズームができない分、高画質な撮影が可能。静止画撮影はもちろん、動画撮影にも使えるよう、静音性設計になっている。プロの現場では、8Kカメラに装着し、編集の段階でズームすることも可能だ。「RF7-14mm F2.8-3.5 L FISHEYE STM」は、広角端7mm、全周190度の画角をカバーするフィッシュアイズームレンズ​。35mmフルサイズセンサーに対応するレンズ交換式カメラのレンズとして活用できる。

 


「RF14mm F1.4 L VCM」

 

そのほか、アナログ操作と独自の撮影体験をコンセプトとした、レンズ一体型カメラの「アナログコンセプトカメラ」が参考出展された。光学ファインダー+右側シャッターボタンのクラシックデザインで、6MPセンサー(試作段階)のモデルが2バリエーションある。フィルム時代を彷彿とさせるデザインに注目が集まっていた。