ugo、「案内ロボットソリューション」提供が開始

業務DXロボットの開発を手掛けるugoは、警備ロボットソリューション・点検ロボットソリューションに続く新ラインナップとして生成AIの大規模言語モデル(以下、LLM)を活用した案内ロボットソリューションの提供を開始しますと発表した。

 案内ロボットソリューションは、接客人材の不足や人件費の高騰、多言語対応への必要性、業務品質のばらつきや効率性など、多くの企業が抱えるコミュニケーション業務における課題を解決します。

●「案内ロボットソリューション」の概要
 ugoの案内ロボットソリューションは、AIを用いた自律型対話ロボットと遠隔操作型アバターロボットの双方の機能を搭載しています。空港や駅、商業施設などで様々なコミュニケーション業務を担うことができます。

●「案内ロボットソリューション」の機能



■自動案内・多言語対応
 多言語に対応しているため、国内外の多様な訪問者に対してもスムーズなコミュニケーションを行えます。規定された自動発話(コマンド発話)と、LLM(大規模言語モデル)を活用した自然言語処理により、柔軟かつ高度な対話を実現します。また、遠隔操作でロボット内蔵のマイクを介した発話やテキスト入力による発話を選択できるため、必要に応じて安心・安全な運用が可能です。

■オリジナルのQ&Aを学習可能
 RAG(Retriever-Augmented Generation)によるチューニングを行い、蓄積されたノウハウやスキルを事前にQ&Aとして登録できます。訪問者からの発話を解析し、オリジナルのQ&Aデータベースから最適な回答を自動的に検索し、適切な情報を素早く提供します。

■映像情報を用いた多様な対応
 ugoに搭載されたカメラ映像の情報から状況を分析します。これにより、訪問者に対して臨機応変な対応が可能になります。

この記事を書いた記者

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中井弘和
営業部所属
主に企画、広告営業を担当。
お付き合いで始めたゴルフが、今では一番の趣味。
最近ではギアにもこだわりをもっています。