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　アンリツは、2024年11月27日開催の取締役会において、モバイルネットワークおよびデバイスの試験自動化ソリューションベンダーであるSmartViser SAS（本社：フランス レンヌ、以下 SmartViser）の発行済み株式のうち32.72%分を取得することについて決議し、2024年11月28日付で対象株主と株式譲渡契約を締結したことをお知らせいたしますと発表した。
株式取得の取引は、関係規制当局の承認およびその他の一般的なクロージングの前提条件などを充足した後に完了する見込みです。

■株式取得の目的
SmartViserは、モバイルネットワークやデバイスのさまざまな性能評価や機能試験の自動化テストおよび監視ソリューションを提供するベンダーです。試験の最適化やコスト削減を目指すモバイルネットワーク事業者やデバイスメーカーなどに、自動化ソリューションを提供しています。

アンリツは2024年2月に、SmartViserとEUにおけるカーボンニュートラル実現のためのエネルギーラベリング規則に対応したモバイルデバイス向けのテストソリューションに関する提携を発表しています。SmartViserの株式取得により、SmartViserとのビジネスパートナー関係がさらに強化されます。

SmartViserが保有する試験自動化/効率化の技術力とアンリツの先端の通信技術に係るテストソリューションの融合で、スマートフォン市場だけでなくプライベートネットワークやミッションクリティカルネットワーク、自動車市場等、通信を活用するさまざまな産業領域にビジネスを展開し、カーボンニュートラルやスマート社会の実現に貢献してまいります、と話した。

この記事を書いた記者

中井弘和

営業部所属
主に企画、広告営業を担当。
お付き合いで始めたゴルフが、今では一番の趣味。
最近ではギアにもこだわりをもっています。

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