Mediaproxy、WOWOW 回線センターに映像収録・監視ソリューション「LogServer」を導入
30チャンネルのHD映像を少人数で監視・運用を実現
～海外実績豊富なMediaproxyが日本の放送現場を変革トラブル発生時の迅速な原因特定・対応で高品質な中継映像受信をサポート～
IPベースの映像収録・監視ソリューションのグローバルリーダーであるMediaproxy（本社：オーストラリア・メルボルン）は、民間衛星放送「WOWOW」の辰巳放送センター更新に伴い、映像収録・監視ソリューション「LogServer」を2台納入したことを発表しました。現在30チャンネルの中継HD映像の収録・監視に活用されています。特に海外から映像受信する際の伝送路ノイズ特定に貢献し、PCブラウザベースの使いやすいユーザインターフェースによって問題発生時の迅速な再送信要請が可能となり、少人数での大量回線運用を実現しています。今後Mediaproxyは、日本市場での認知度向上とさらなる貢献を目指すとしています。
「Mediaproxy」公式サイト：https://www.mediaproxy.com
WOWOWは1984年に設立された日本初の民間衛星放送会社です。現在、BS３チャンネル（WOWOWプライム、ライブ、シネマ）とオンライン視聴サービス（WOWOWオンデマンド）で構成されております。2025年1月現在、WOWOWは約300万人の加入者を有し、映画、オリジナルドラマ、海外ドラマ、音楽ライブ、スポーツ中継、アニメ、ドキュメンタリーなど多様な番組ラインナップを視聴することができます。
LogServerシステムは、Mediaproxyの正規代理店である日本デジタル・プロセシング・システムズ株式会社（DPSJ）が納入し、プロジェクトのメインシステムインテグレーターである株式会社テクノハウスと共同で導入実装作業を行いました。この体制により、販売、実装だけでなく、各種問い合わせも日本語で対応ことができるようになっています。
WOWOWからは、「今回構築した設備の大きなコンセプトの1つである、大量回線を少人数で運用可能な設備とすること、その実現にLogServerは大きな役割を果たして下さっています。ユーザー目線での機能実装や、ソフトウェアベースでの高い拡張性を評価させて頂きました。また、今回は一部しか使用していませんがLogServerは他にもモニタリング/監視など多くの機能を搭載しており、今後の他設備との連携も含め期待しております。」とコメントをいただいております。
Mediaproxyの最高経営責任者であるエリック・オットー氏は、「日本を代表する衛星放送局であるWOWOW様から、このような重要なプロジェクトに選ばれたことを光栄に思います。弊社は日本市場に対応する体制を整え、WOWOW様との関係を将来にわたって継続することを楽しみにしています。」と語っています。
Mediaproxyについて
2001年創業以来、世界中の何百人ものエンジニアが、テレビ、ラジオ放送やOTT配信からのライブ映像を24時間365日収録、モニタリング、分析、マルチビューイングするためにMediaproxyの統合ソフトウェアソリューションを利用しています。Mediaproxyは、4K、HEVC、SMPTE 2022-6、SMPTE 2110、NDI、HLS、MPEG-DASH、SRT、Zixi、ATSC 3.0、DVB-2を含む最新のテレビ放送、ビデオ配信フォーマットと規格をサポートし、使いやすいウェブブラウザとモバイルユーザーインターフェースを介して、オンエア障害の分析、コンテンツ検索、広告検証などを一元管理できます。Mediaproxyは、テレビ放送およびIPストリーミング規格に準拠し、クローズドキャプション、ARIB/DVB字幕、 SCTE-35、SCTE-104もしくはラウドネスなどに関する最新の業界標準をサポートしています。オンプレでもクラウドでも、放送、配信の映像収録、モニタリング、分析機能を一箇所で実行でき、運用の業務効率化に広く貢献することができます。
この記事を書いた記者
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営業部所属
主にプレスリリースを担当。
新しいもの好き。
千葉ロッテマリーンズの応援に熱を注ぐ。
