
アイコム 関西最大の「ハム」の祭典にブース出展 最新モデル「IC-7760」を出展
無線通信機器大手のアイコム(大阪市平野区、中岡洋詞社長)は7月19日・20日の2日間、大阪府池田市で開催される関西最大規模のアマチュア無線イベント「第29回関西アマチュア無線フェスティバル KANHAM2025」にブースを出展する。
「KANHAM2025」は、池田市民文化会館、豊島野公園、池田市立カルチャープラザの3会場で開催され、アイコムのブースは池田市民文化会館3階のイベントスペースに設置される。
ブースでは、アイコム創業60周年を記念し2024年8月に発売された最新モデル「IC-7760」を出展する。本モデルは、送信出力200WのHF+50MHzをオールモードでカバーするアマチュア無線用トランシーバー。コントローラーとRFデッキ(本体)が別々のツーピース構成が特徴で、宅内LAN(Wi-Fiや有線LAN)やインターネット経由で本体とコントローラーを接続することで、好きな場所から通信を楽しめる。付属のコントローラケーブルは3m、市販のLANケーブルを使用すれば、さらに離れた場所にRFデッキを設置することが可能。設置の自由度が大幅に高まる。さらに、コントローラーとRFデッキを宅内LAN(有線)で接続し、リモート運用することも可能。パソコンを介さないシンプルな構成で、LAN接続ができる場所であれば、宅内のどこからでも運用できる。また、タッチ操作に対応した2つのディスプレイを搭載。7インチのメインディスプレイにはMAIN/SUBの周波数、各機能の設定や動作状況など、運用に必要な情報を集中表示する。2.4インチのサブディスプレイはフィルターエフェクト、マルチメーター、バンドスタッキングレジスターキーの表示に対応。情報の視認性が向上することで、よりスムーズな運用が実現する。
さらにブースでは、スマートフォンで利用できる業務用のAIインカムアプリ「ICOM CONNECT(アイコムコネクト)」も展示する予定。ICOM CONNECTは、Android™/iOS®のスマホに対応したAIインカムアプリです。アプリ上から通話、複数人への一斉連絡が可能。他にも、会話の文字起こし機能や、合成音声による同時通訳機能、テキスト入力による音声発信など多様な機能を兼ね備えています。公共インフラ業や、介護・警備業といった幅広い業種の連絡業務をサポートします。また、当社IPトランシーバーとの通信も可能。すでにご利用中のIPトランシーバーと、本製品を組み合わせることで、さまざまなシーンに合わせた拡張性の高い通話システムを構築できる。
この記事を書いた記者
- テレビ・ラジオ番組の紹介、会見記事、オーディオ製品、アマチュア無線などを担当