シンクレイヤ、ねぶたと一緒に”映える夏”を!青森ねぶた祭にARサービスを提供

 放送・通信に携わる事業者のソリューションプロバイダ シンクレイヤ(東証スタンダード:1724、代表取締役社長:山口正裕、本社:名古屋市)(以下、当社)は、青森ケーブルテレビ(代表取締役社長:工藤哲、本社:青森県青森市)と協業し、青森県にて開催される『青森ねぶた祭』へAR(Augmented Reality:拡張現実)サービスを2種類提供するとともに、参加者が快適にサービスを利用できるようアクセスポイントを提供し、Wi-Fi環境を構築いたしますと発表した。
本サービスは、ねぶた祭における新たな観光体験の可能性を検証することを目的とした実証導入となります。

東北を代表する夏の風物詩「ねぶた祭」は、国内外から多くの観光客が訪れ、会場は毎年大いににぎわいます。色鮮やかなねぶたの前で写真を撮りたいという声も多い一方で、「逆光で綺麗に撮影ができない」「運行中のねぶたの前に出られない」といった課題があり、満足のいく記念撮影が難しい状況でした。
そこで、スマートフォンのカメラにねぶたが出現する「ねぶたAR写真」を開発。公式ガイドブックに掲載された二次元コードを読み取り、簡単なアンケートに答えるだけで体験が可能。インカメラ・アウトカメラ、どちらでもお楽しみいただけます。青森市内であれば、祭り期間中いつでもどこでも全23種のねぶたと一緒に写真を撮ることができます。より自由に、より美しく、思い出の一枚を残せる新しい体験を提供いたします、と話した。

制作者たちが大型ねぶたを制作する「ねぶた小屋」は、祭りを支える大切な場所です。しかし、制作期間中はねぶた小屋を見学することに制約がある為、祭り期間前に青森を訪れた観光客は、ねぶたの魅力や臨場感に触れる機会が限られていました。
そこで、AR動画サービスを提供。ねぶた小屋に設置された二次元コードをスマートフォンで読み取り、起動したカメラでマーカーをかざすと、ねぶた制作者が作品に込めた想いや見どころを語る様子や、制作風景を映した動画がスマホ画面上に現れます。さらに、海外からの観光客にも楽しんでいただけるよう、英語字幕も対応。祭りの期間前でも、青森の伝統とねぶたの魅力を身近に体感することができます。




※フォトフレーム・インタビュー動画ともに画像はイメージです。

■導入の背景:青森ねぶた祭実行委員会 実行委員長:佐藤様のコメント
青森ねぶた祭は、地域の誇りとして長く受け継がれてきた伝統文化であり、全国から多くの観光客が訪れる青森の一大イベントです。一方で、「ねぶたの前で写真を撮りたかった」「ねぶた小屋の中を見てみたかった」といったお声も以前からいただいており、より多くの方にねぶたの魅力を届けるための工夫が必要だと感じてきました。そこで今年は、ARという新たな技術を取り入れることにしました。デジタルの力を活用することで、現地にお越しいただいた方はもちろん、これまでなかなか触れる機会のなかった方にも、ねぶたの美しさや制作者の想いを身近に感じていただけたら嬉しく思います。これからも、伝統を大切にしながら、未来に向けた祭りづくりに挑戦してまいります。

この記事を書いた記者

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中井弘和
営業部所属
主に企画、広告営業を担当。
お付き合いで始めたゴルフが、今では一番の趣味。
最近ではギアにもこだわりをもっています。