
アンリツ、アナログ回線IP多重化装置「NN6002A」を販売開始
アンリツ(社長:濱田 宏一)は、アナログ回線をIPネットワークに接続するアナログ回線IP多重化装置の新製品「NN6002A」を販売開始した。
本製品は、省スペース設計と柔軟な接続構成に対応した中容量モデルで、経路冗長通信機能を標準搭載。万一の通信障害時にも無瞬断で通信を継続できる高信頼なネットワークを実現します。
■新製品「NN6002A」について
「NN6002A」は、最大8回線に対応した中容量モデルで、2Uサイズの省スペース設計により、設置スペースが限られた現場にも柔軟に対応可能です。
アナログモデムやテレメータ、データ通信設備との接続に適した4線式/2線式通信(RJ-45型)に対応しており、既存のアナログ機器をそのままIPネットワークに接続できます。
■新機能「経路冗長通信機能」の概要
今回、新製品NN6002Aに搭載された経路冗長通信機能は、通信の信頼性を大幅に向上させる新機能です。
これは、ネットワークにおいて障害が発生した場合に備え、あらかじめ複数の通信経路を確保し、自動的に切り替えることで通信の継続性を高める仕組みです。
・チャンネル単位での経路冗長通信の設定
1対Nの構成においても柔軟に冗長経路を構成可能
・遅達廃棄方式を採用
通信経路の切り替え時でも瞬断が発生しない安定した通信を実現
これらの機能により、万一の通信障害時においても、制御システムや監視通信の継続性が確保され、社会インフラの安定運用に貢献します、と話した。
この記事を書いた記者
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営業部所属
主に企画、広告営業、WEBを担当。
40代から始めたゴルフが、今は一番の趣味。
千葉・栃木方面のコースがお気に入り。