USEN-ALMEX、手のひら認証デバイス『Gen-pa(ジェンパ)』、2025年内に販売を開始

 USEN&U-NEXT GROUPのUSEN-ALMEX(本社:東京都品川区、代表取締役社長:坪井 将之、以下、当社)は、2025年内に、Mentrix Inc(本社:Delaware, USA、CEO:Meng Zhao)の手のひら認証デバイスを、『Gen-pa(Intelligence Palm/Pass)』(以下、『Gen-pa』)として販売開始することを発表した。

『Gen-pa』は、手のひらをかざして認証するデバイスで、掌紋※1と掌静脈のダブル認証が可能かつ、認証範囲が広いため精度が高い点が特長。
まずは、ホテル・温浴施設市場に向けて展開していく予定で、施設のチェックイン・アウトや客室・大浴場の入退室管理、決済などへの活用が見込めますと話した。

■背景
指紋・指静脈認証(第一世代)、顔認証(第二世代)に続き、手のひら認証が第三世代として注目されています。指紋・指静脈認証は偽造やなりすましに利用されるなどのセキュリティリスクが考えられるほか、顔認証は認証時に照明や撮影角度など認証環境に左右されやすく、精度が低いという課題があげられます。
これらに比べ、手のひら認証はより高精度かつ高いセキュリティ性能を実現し、施設の利便性向上が期待できます。

■『Gen-pa』特長
①掌紋と掌静脈のダブル認証
『Gen-pa』は、手のひら認証デュアルモーダルカメラにより、掌紋と掌静脈を同時に認証が可能なため、高い認証精度を実現します。

②認証範囲の広さ
認証時、デバイスにかざす手のひらの角度許容範囲は水平95度×垂直116度、手のひらの距離は約5~12センチまで認証可能なため、他社と比較しても認証範囲が広く、暗所や逆光など低照度な環境でも認証できます。
また、ガイド※2も不要で容易に利用が可能です。
※2 認証時に手のひらをかざす位置を示す装置

③高いセキュリティ性能
内蔵された暗号チップにより手のひらの撮像データを即時暗号化処理することで、掌紋と掌静脈の偽造を防止し、高いセキュリティ性能を実現します。