セーフィー クラウド型顔認証入退室サービス

 クラウド録画サービスシェアナンバーワンのセーフィー(東京都品川区、佐渡島隆平代表取締役社長CEO)は、クラウド上に情報を集約管理することで、簡単に管理ができる顔認証入退室サービス「Safie Entrance2(セーフィー・エントランスツー)」の提供を開始したと発表した。 クラウド型の入退室管理サービスは、端末1台でサーバーのメンテナンスなしに入退室管理ができる手軽さと、鍵・ICカードの紛失や使い回し防止の安全性から、以前より注目が集まっていた。ウィズコロナ時代において、特にシェアスペースやコワーキングスペースでの活用が増え、オフィス運営の省人化・無人化が進むにつれ、安心かつ手軽に活用できる入退室管理サービスの導入が進んでいる。 益々進むオフィスや施設運営の省人化・無人化に備え、より安心できる空間づくりに役立ってもらうため、セーフィーは、クラウド型顔認証入退室サービス「Safie Entrance2」の提供を開始した。クラウド上に情報を集約管理しているため、拠点や利用者ごとに柔軟な入退室権限設定を行うことができ、入退室の記録も履歴として蓄積することができる。ウィズコロナ時代に備え、温度測定結果を端末ディスプレイに表示し入退室の有無を判断できることで、入退室時の「非接触」に加えた感染症対策にも貢献している。 また、顔認証端末にデータスコープの「Face FC」シリーズを採用した。静止画や動画による「なりすまし」防止機能搭載で、成田国際空港でのウイルス拡散防止対策に導入実績を持ち、不審者の侵入や情報の不正な持ち出しを防ぐなど、強固なセキュリティ対策と信頼性の向上を実現している。 さらにに、これまで実現が難しかった屋外施設や暗所での利用も可能になるなど、設置条件を拡充することで、より幅広いニーズに対応できるようになった。 「Safie Entrance2」の主な特長は次の通り。 ▽温度測定結果を端末ディスプレイに表示=非接触で自動的に、高速および正確な温度測定(測定精度プラスマイナス0・3度C)を実現する。計測結果をディスプレイに表示することにより出入り口でのウイルスの感染対策に寄与する。 ▽セキュリティの向上を実現=デュアルレンズカメラを採用することで静止画や動画による「なりすまし」防止機能を搭載し、セキュリティの質を向上させている。その結果、利用者本人の認証において、認証正確度99%以上、認証速度200ms以下を実現し、マスク着用の有無を問わない顔認証のほか、ストレスのないウォークスルーの入退室を可能としている。 ▽設置場所・設置条件の拡充を実現=IP67等級に適合した防水防塵性能があるため、屋外にある施設でも安心して利用できる。また、フィルライトを搭載しており暗所でも顔認証が可能となる。 サービス機能は次の通り。▽クラウド管理だからサーバー要らずで多拠点・多扉の管理が容易▽ウォークスルーで高速認証&解錠▽クラウド上のアプリで端末情報、入退室情報、顔情報、利用者権限、入場エリアの管理が可能▽最大90日分の履歴データをクラウド保存▽利用者の一括登録がCSVまたは一斉メール配信で可能▽入退室履歴データをダウンロードし編集が可能▽遠隔からの緊急解除が可能▽錠前連携が可能。