NTT東日本など、アフターコロナ時代の祭り・イベント関係者意識調査

 NTT東日本の地域循環型ミライ研究所は、地域のお祭りの保存、継承に貢献することを目的とし、7月14日~7月26日の期間においてオマツリジャパン(東京都練馬区)と共同で「アフターコロナにおける祭り・イベント関係者の動向・意識調査」を実施した。調査結果から、アフターコロナにおける祭り・イベントにおいて、運営面、対外発信面のいずれにもさまざまなデジタル活用のニーズがあり、活用に向けた主な課題は情報面、資金面等にあることがわかった。 調査対象は全国の祭り・イベント関係者。有効回答数は123名。なお、記載のパーセンテージは回答者数に占める回答数(のべ)の割合。 調査の結果、回答者の約50%が新型コロナウイルス感染症の影響により、お祭りのデジタル活用が進むと考えていることがわかった。 また、デジタルの活用方法のうち、運営面では「運営スタッフのオンラインミーティング(46%)」、「運営マニュアルのデジタル化(37%)」、「多言語対応(28%)」等のニーズが高いこと、発信面では「お祭りの担い手募集・マッチング」(40%)、「SNS等を活用したインバウンドの誘客」(31%)、「クラウドファンディングの活用」(28%)、「デジタル映像配信」(24%)等に対するニーズが高いことが明らかになった。(全文は8月16日付2面に掲載)