
【防災特集】ミライト・ワン、冠水センサシステムなどを展開
ミライト・ワンは防災・減災関連で、冠水センサシステム(簡易型低価格モデル)などを展開している。
冠水センサが浸水状況を検知し、メール通知。シンプル機能に特化し、限られた予算で広いエリアカバーを実現するのが『冠水センサシステム』だ。ポイントは▽シンプルな検知・通報機能に特化することで、ローコスト化を実現▽センサは電池駆動で長期間メンテナンスフリー(標準:5年)▽JIS規格準拠の外装を採用。市販の金物で様々な場所に取付けが可能▽市民向け防災システムと連携するなど、カスタマイズが可能(オプション)。
浸水状況の検知システムは、監視エリア内に複数設置した冠水センサをLPWAネットワークに接続することにより、現地に行かずともエリア内の浸水状況を検知・把握ができる。
浸水害ソリューション(簡易型冠水センサ)は、顧客のニーズに合わせて「センサ毎の水没・復旧時のメール通知」という必要最低限の機能に絞られている。
これにより、センサのローコスト化に加え、複雑なシステム設定が不要となる。導入プロセスが短くなることで、システムの導入コストを大幅に削減できる。さらに、メンテナンスやシステム更改にかかる費用も低減できる。また、導入コストの低減により、広いエリアでのカバレッジを実現できる。予算やリソースに制約のある状況でも、必要なエリアを広範囲にカバーすることが可能。顧客のニーズに合わせて、オプションで柔軟なカスタマイズにも対応している。
センサ毎の水没発生・回復のみを電子メールで通知する機能に特化したことで、類似システムと比較し導入コストを大幅に低減できる。また、外部に露出した電極やセンサ等をもたないことで、高い信頼性とメンテナンスフリーを実現。 5年以上利用可能な電池を内蔵し、ほぼ全国エリアをカバーする通信方式であるLPWAを採用することでロケーションフリーを実現した。
写真は 「テラセルデ オフグリッド電源ポール」
3月10日付け5面に掲載
この記事を書いた記者
- 元「日本工業新聞」産業部記者。主な担当は情報通信、ケーブルテレビ。鉄道オタク。長野県上田市出身。
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