
三菱電機 売上高・営業利益ともに過去最高を更新
三菱電機が4月28日に発表した2025年3月期(2024年4月~25年3月、国際会計基準)連結決算は、売上高が前年同期比5.0%増の5兆5217億円、営業利益が19.3%増の3918億円となった。FAシステムでの市況変動影響などあったが、インフラやライフセグメントの増加、セミコンダクター・デバイスの改善などにより、売上高・営業利益ともに過去最高を更新した。当期純利益は13.7%増の3240億円となった。
主なセグメント別ではインフラの売上高が1883億円増の1兆2249億円、営業利益が582億円増の894億円。
このうち社会システムは、事業環境が国内の公共分野における設備投資が堅調に推移した。受注高は国内外の交通事業や国内の公共事業の増加などにより前年度を上回り、売上高は海外向けUPS事業、国内外の交通事業、国内の公共事業の増加などにより前年度を上回った。営業利益は、売上高の増加や売上案件の変動などにより前年度比増益だった。
防衛・宇宙システムは、事業環境が政府関連予算の増加などにより防衛・宇宙分野における需要が堅調に推移した。防衛システム事業・宇宙システム事業の大口案件の増加により、受注高・売上高ともに前年度を上回った。営業利益は、売上高の増加や売上案件の変動などにより前年度比増益だった。
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