
アンリツ、「TECHNO PLAZA 2025」を開催(4)
PQAに関しては高速・高感度な品質検査技術とエンジニアリングの力により、安全・安心な食品・医薬品づくりに貢献することを方針としている。
今回の展示会では、お客様に向けてのような技術があるということを知っていただき、驚きと感動を得ていただきたいと思う。〝アンリツってすごい〟と思っていただき信頼していただけるということ。そして、こんな技術があるのだったら、ウチのこんな技術を組み合わせてみたいという、新しい未来をつくるきっかけになればと思う。社内に関しては、エンジニアがが技術開発をしてきて良かったと誇りに思える機会になればと思うし、新しい技術を見た営業とかいろいろなその他の社員の人たちが、やっぱりアンリツっていいな―と思ってもらうことだ。
◆展示テーマと出展内容は次の通り。
①次世代通信=~Beyond 5G、6G、次世代Wi―Fi~、AIの利活用を、〝はかる技術〟で全方位で支えます ▽実網セルラ/ローカル5G通信のラボ再生▽AIを用いた移動体端末の自動評価▽E2Eサービス品質管理手法提案▽6Gサブテラヘルツテストシステム▽サブテラヘルツ薄膜hBN RFスイッチ▽サブテラヘルツ誘電率測定システム▽InP HBTプロセスを用いた300GHz帯アンプ▽次世代無線LANテストコンセプト▽Cloud/xR活用による次世代ネットワークのモニタリング▽光通信向け最先端半導体デバイスの研究開発向け評価システム
②医薬品・医療=薬づくりから診断・治療機器まで品質と安全を守る〝測る・光る〟技術を一気通貫で提供します ▽透過NIRによる錠剤の全数検査装置▽高精度はかりで実現する錠剤の全数検査▽PAT向け分光モジュール▽眼科検査機器用光源▽がん治療用PDレーザ/プローブ
③スマートファクトリー=AI×データ×センサ×無線により、検査ラインから設備保全、ネットワーク最適化までをワンストップで支援 ▽複合品質検査システムによる現場省力化▽対話型AIシステムで検査ライン運用を革新▽新方式AI処理を用いたX線検査性能の向上▽X線位相コントラスト技術を用いた難異物の検出▽においセンサによる食品包装不良の検出▽デジタル技術で食品工場をスマート化▽映像で安心・安全を支えるスマートファクトリー▽微弱電流計測によるX線管の寿命予測▽位置情報と映像で現場の業務を改善▽ドローンを活用した無線通信環境可視化▽ローカル5G無線環境を可視化▽スマートグラスを使った遠隔支援▽東北アンリツの自動化&DX取り組み
④モビリティ&エネルギー=社会の脱炭素化とEVの普及を〝はかる〟でサポート ▽脱炭素化を推進するエネルギーマネジメント▽EVバッテリーの量産品質評価▽磁界計測を応用した微小金属異物検出▽LiDAR用光集積回路▽自動運転評価(VILS)▽ローカル5Gにおける低遅延映像伝送の最適化手法▽EVパワートレインの新たな開発手法
⑤先端技術・センシング=新たなコア技術が次なる事業を生み出し、社会を変革するアンリツの未来への挑戦 ▽〝未来の材料〟グラフェンで作るナノスケールデバイス▽社会インフラの未来を繋ぐ高分解能ファイバセンシング▽通信の未来を切り拓く半導体技術
この記事を書いた記者
- 元「日本工業新聞」産業部記者。主な担当は情報通信、ケーブルテレビ。鉄道オタク。長野県上田市出身。
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