
NEC、レールの腐食を検知するシステムを共同開発
東京地下鉄、NEC、NEC信通システムは、AIと画像解析技術を活用し、レールの画像から腐食の位置やサイズを検知するシステムを共同開発し、東京メトロ千代田線において2025年8月から本格導入を開始した。
今回、共同開発した本システムは、NEC通信システムのプラットフォーム「映像点検監視基盤」をベースにしている。営業列車に搭載された線路設備モニタリング装置で撮影したレールの画像を本システムに取り込み、AIと画像解析技術を活用して分析することで、線路における腐食を自動的に検知することができる。
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- 元「日本工業新聞」産業部記者。主な担当は情報通信、ケーブルテレビ。鉄道オタク。長野県上田市出身。
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