
大阪大学D3センター、NECが構築した計算・データ基盤の運用を開始
国立大学法人大阪大学D3センターは、NECが構築したオープンサイエンスを促進する計算・データプラットフォーム「Osaka university Compute and sTOrage Platform Urging open Science」(OCTOPUS)の試験運用を本年9月から行い、12月より本格運用を開始する。
OCTOPUSは140台の計算ノード「NEC LX201Ein-1」を中心とした2.293ペタフロップスの理論演算性能を有するスーパーコンピュータ。更新前のシステムと比べて約1.5倍の性能を有するだけでなく、両者で共同開発したデータの生成過程などを自動的に記録・管理する来歴管理機能を搭載しており、研究データを社会全体で共有するオープンサイエンスの促進に貢献する。
この記事を書いた記者
- 元「日本工業新聞」産業部記者。主な担当は情報通信、ケーブルテレビ。鉄道オタク。長野県上田市出身。
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